イギリスは本当に
ご飯がイマイチなのか

ロンドンっ子は本当に
みんなお洒落さんなのか

スタンフォードブリッジは本当に
あんなに客席とピッチが近いのか




この目で確かめて参ります。






向こうはこっちより
だいぶ涼しいとの事



楽しみじゃーい





日本の夏よさらば。
いつもはラウンジになっている その一角に

いつのまにか
献花台が 設けられていて


僕は その事に

来る時は気付きもせず

帰り道になって

初めて 気が付いたのだった。






『誰でもよかった』と言う

だとするなら

命を落としてしまった事は
不運以外の何物でもない





彼女は不運に見舞われ


僕はその不運に

同情はおろか

気付く事すらなかった。






何億もの可能性の中から

幸運にも この世に生まれてきたというのに

いなくなる時は

不運以外の何物でもないなんて



理不尽にも程があろう





そして

その不運を目の当たりにしても 尚

生まれてきた幸運を

ここにまだいられる幸運を


感じる事すらできないでいる。






そうして
静かに季節は流れて

根のない花々はやがて枯れ

何もなかった様に

人々が行き交うラウンジへと
風景を取り戻していくのだろう





それでも


僕等は忘れないでいられるのだろうか。
必要な事しか
していないつもり


不必要な事は
していないつもり




それでもね

それが必要かどうかは
人によって違うから





本当にそれが必要かどうかは

あなたには解らないよ




だから


本当に不必要な事って


僕等が思う以上に


ずっと少ないのかもしれない。
ただいま電車の中です。
左にただならぬ人が座っております。
マッチョです。厚いです。そして暑いです。
少しクサイです。
でもクサイ族ではないようです。



最近テスト期間なので椅子に座ってばかり、だから腰がいたいです。腰痛です。
でも病院には行きません。



まだテスト3つ残っています。周りは夏休みの人でいっぱいです。



あと3つか~。



やっぱりクサいです。
この街に夜が訪れると

何処かの街の空が
明るい光を取り戻す

この惑星は ぐるぐると
日々繰り返し回り続け

1つしかない 月と太陽は
僕等の前に
交互に 顔を見せてくれる。




小さな頃 考えていた

今となっては
思い付きもしない 疑問



昨日と今日の境目の線が
何処かに在って

この丸い惑星の真ん中を
ぐるりと縦に 一周しているとしたら

その線上を跨ぐ様にして
何度も何度も 移動を続けたら

例えば その線上を
飛行機にでも乗って
ぐるぐると旋回し続けたら


昨日と今日を
行ったり来たり
できるんだろうか


戻れないはずの昨日に
ほんの少しでも
戻る事ができるんだろうか

覗けないはずの明日を
ほんの少しでも
覗く事ができるんだろうか


ずーっとこのまま
歳も取らないで
いられるんじゃないだろうか





そんな事を
僕はあの頃
本気で思っていたんだ。









昨日から届いた
君のメッセージは

もう 戻れない事を知る前の
僕等に届くべきだったのかもしれない




頭上を飛んでゆく
鈍色の鳥は

白い尾を引きながら

ただ真直ぐに進む



僕が今 見上げる空は
今日の空で

君の空は
きっとまだ 昨日のままだ




その空が 僕のいる今日へ

続いている事を

僕はぼんやりと 願っていた。