この街に夜が訪れると
何処かの街の空が
明るい光を取り戻す
この惑星は ぐるぐると
日々繰り返し回り続け
1つしかない 月と太陽は
僕等の前に
交互に 顔を見せてくれる。
小さな頃 考えていた
今となっては
思い付きもしない 疑問
昨日と今日の境目の線が
何処かに在って
この丸い惑星の真ん中を
ぐるりと縦に 一周しているとしたら
その線上を跨ぐ様にして
何度も何度も 移動を続けたら
例えば その線上を
飛行機にでも乗って
ぐるぐると旋回し続けたら
昨日と今日を
行ったり来たり
できるんだろうか
戻れないはずの昨日に
ほんの少しでも
戻る事ができるんだろうか
覗けないはずの明日を
ほんの少しでも
覗く事ができるんだろうか
ずーっとこのまま
歳も取らないで
いられるんじゃないだろうか
そんな事を
僕はあの頃
本気で思っていたんだ。
昨日から届いた
君のメッセージは
もう 戻れない事を知る前の
僕等に届くべきだったのかもしれない
頭上を飛んでゆく
鈍色の鳥は
白い尾を引きながら
ただ真直ぐに進む
僕が今 見上げる空は
今日の空で
君の空は
きっとまだ 昨日のままだ
その空が 僕のいる今日へ
続いている事を
僕はぼんやりと 願っていた。
何処かの街の空が
明るい光を取り戻す
この惑星は ぐるぐると
日々繰り返し回り続け
1つしかない 月と太陽は
僕等の前に
交互に 顔を見せてくれる。
小さな頃 考えていた
今となっては
思い付きもしない 疑問
昨日と今日の境目の線が
何処かに在って
この丸い惑星の真ん中を
ぐるりと縦に 一周しているとしたら
その線上を跨ぐ様にして
何度も何度も 移動を続けたら
例えば その線上を
飛行機にでも乗って
ぐるぐると旋回し続けたら
昨日と今日を
行ったり来たり
できるんだろうか
戻れないはずの昨日に
ほんの少しでも
戻る事ができるんだろうか
覗けないはずの明日を
ほんの少しでも
覗く事ができるんだろうか
ずーっとこのまま
歳も取らないで
いられるんじゃないだろうか
そんな事を
僕はあの頃
本気で思っていたんだ。
昨日から届いた
君のメッセージは
もう 戻れない事を知る前の
僕等に届くべきだったのかもしれない
頭上を飛んでゆく
鈍色の鳥は
白い尾を引きながら
ただ真直ぐに進む
僕が今 見上げる空は
今日の空で
君の空は
きっとまだ 昨日のままだ
その空が 僕のいる今日へ
続いている事を
僕はぼんやりと 願っていた。