ダルクローズのリトミックは、世界三大音楽教育メソッドの一つ、と呼ばれています。
他の2つは、ハンガリーの作曲家、コダーイのメソッドと、ドイツの作曲家、カール・オルフ(カルミナ・ブラーナで有名)のメソッドです。
どれも共通するところもあり、違っているところもあり。
私はダルクローズのリトミックを中心に勉強し、実践していますが、
その他のメソッドもいいところは何でも取り入れよう、というスタンスです。
オルフのセミナーは毎年夏に、2日間の大きいものがあり、全国から先生が集まってきます。
小学校の音楽の先生が一番多いように思いますが、幼稚園の先生、ピアノの先生、特別支援学級の先生など、様々な先生方が集まります。
昨年はじめて行って、よかったので、今年も行ってきました。
オルフのメソッド(というより考え方、理念といった方がいいかも)はリトミックに比べて、楽器演奏や、即興演奏、身体の表現に力をいれていて、昨年は発表会のアイデアを練るのに役立ちました。
今年印象に残っているのは、John Cage(アメリカの実験作曲家)の曲を皆で演奏したのが、めちゃくちゃ楽しかったこと!
大人になってから合奏的なものをする機会って、なかなかないですよね。
(私はバンドや仕事の際に演奏する機会がありますが、普通の生活ではなかなか・・)
今回演奏したJohn Cageの曲、タイムピースでは、スタートの時間、エンドの時間、楽器の番号が書かれた紙がそれぞれに配られ、各自ストップウォッチを使い、自分で決めたパーカッション楽器(1から6まで)を、その時間枠で自由に演奏する、というもの。
演奏技術は必要なく、他の人に合わせる必要もなく、とにかく自分のパートを淡々とこなす。
聞いている人にとっては、それが全体のハーモニーとして聴こえる、というもの。
例えるなら、小鳥は小鳥の仕事(さえずり)をし、小川は小川の仕事(せせらぎ)をしているけれども、全体的には森の音として音楽的に聴こえる、というような。
それが3分間続き、皆で一緒に終わる。
演奏していても、聴いていても、とにかく心地よくて、瞑想しているような気分でした。
あと、石で遊ぼう、というワークショップもとても面白く、身近なものはなんでも楽器に成り得るし、工夫次第で本当におもしろい音が鳴るし、合奏もできるんだな、という発見。
また、日本の音楽を取り戻ろう、というワークショップでは、尺八奏者で作曲家の中村明一氏による、日本の伝統音楽と世界の音楽との違いのレクチャーや、皆で作曲しよう、という試みがあり、昔から西洋の音楽にどっぷり浸かっている私は反省をしつつ、インターナショナルスクールでの作曲講座にも取り入れたいと思いました。
いろんなおもしろい楽器も手に入れてきたので、早速次回の英語リトミッククラスでも使いたいと思います♪
英語リトミック
「親子で楽しく、英語で音感・リズムトレーニング」
渋谷クラス:
毎月第1、第3水曜日(月2回)
10:10~ 1~2歳クラス(45分)
11:05~ 2~3歳クラス(45分)
完全予約制
★8月いっぱいまで、1歳のお子さまも含め、11:05からのクラスのみのご予約とさせていただきます。
今後のレッスンスケジュール:
8月31日(第1、第5水曜日)
9月7日、21日
10回チケット:20,000円(6ヶ月間有効)
6回チケット:13,000円(4ヶ月間有効)
単発:2,500円
体験レッスン(初回のみ):1,500円
東京都渋谷区松濤1丁目8-16 アトラス松濤 3階
チェレステ・スタジオ松濤
渋谷駅 徒歩7分
吉祥寺クラス:
第2、第4水曜日
10:30~ 1~2歳クラス(40分)
11:20~ 2~3歳クラス(40分)
完全予約制
今後のレッスンスケジュール:
8月24日(水)
9月14日(水)、28日(水)
1,500円/親子1組
(トライアル期間中のため、単発レッスンのみです。
10月より、チケット制となります)
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-17-12
スタジオアムリタWEST 3階
吉祥寺駅 徒歩5分
お申し込みは以下よりどうぞ:
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