こんにちは、英語リトミック講師のTomokoです。
今日は、即興演奏について少しご紹介したいと思います。
リトミックはスイスの音楽教育家、ジャック・ダルクローズが作った音楽教育法ですが、
その3本柱は、
1. リズム
2. ソルフェージュ
3. 即興演奏
となっています。
「リトミック」と聞くと、小さい子が音楽に合わせて動く、というイメージが強いのですが、リズム(動き)は、実は3つのうちの1つの要素でしかないのですね。
また、音大生向けに考えられた教育法なので、年齢が進むと、とっても高度なことをやっていきます。
即興演奏は、自分の考えを表現したり、耳・脳・身体をつなげながら、音楽の喜び、楽しさを味わったり、他の人と音楽でコミュニケーションをする機会にもなったり、ぜひたくさんの子供たちに体験してもらいたいと思う項目です。
昔の日本のピアノ教育(クラシックの個人ピアノ)は、バイエル、ブルグミュラー、ツェルニー、ハノン、など、決められた教材を、決められら順に弾くのみの教育で、即興演奏とか、個性を大事にする、それぞれ好きな音楽を楽しむ、ということは、まずなかったですよね。
私はヤマハ音楽教室出身で、そのころはコードを学んだり、歌ったり、音楽を全般的に楽しんでいたのですが、
個人ピアノに移った途端、上記のコースになって、途中でつまらなくてやめそうになったりもしました。
自分で勝手に好きな曲を弾いたり、教室を移ったりして、なんとか盛り返しましたが。
でも今は、たくさんの楽しい教材が出ていて、いろいろなアプローチがあり、先生も、生徒の個性に応じて教材を選んだりしています。
教材の中には、即興演奏の項目を取り入れているものもあり、ただテクニックを磨くだけでなく、音楽を楽しむ、表現力を磨く、ということも大切にされていると感じます。
昭和の時代は、周りでピアノを習う子がすごく多くて、でも辞める率もすごく高くて、残念だったなぁと思います。
小さいうちは親子で楽しみながら、それぞれに合った方法で続けて、音楽を生涯の友として、楽しめる子供たちが増えていったらいいなと思います。
おうちでできる、簡単な即興演奏の方法をご紹介しますね。
まずは動物になりきって動くのがポイント。
いきなり楽器を渡されて適当に、というのが難しくても、身体全体を使って表現した後だと、楽器での表現もしやすくなります。
また、動物は小さいお子さんでもイメージしやすいテーマです。
即興演奏でいろいろできるようになるのは、年中さん以降ですが、それ以前でも、上記の感じで親子で遊びながら取り入れられるので、ぜひ試してみてください♪
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