小学生クラスでは、この時期、ひなまつりのアンサンブルを楽しんでいます。
Dマイナー、ペンタトニックスケールを使って、ハンドベル、グロッケン、ピアノ、スカーフ、鈴などで、「和」の感じでアンサンブルします。
簡単なオスティナート(繰り返す伴奏パターン)を作っておいて、みんなで演奏。
指示で、特定の楽器を出し入れしながら。
そして、「たのしいひなまつり」の歌を歌って、それぞれのソロ(即興で自由に演奏する)を回します。
最後は、だんだん小さくなっていって、例えば鈴だけが残って、余韻の中で終わる。
「風流ですな〜」と言いたくなる雰囲気で終わります。
スカーフでダンスしたりもするのですが、いろいろ恥ずかしいお年頃の小学生でも、低学年から高学年まで、けっこうノリノリでやってくれます♪
和の音階もとても楽しく、英語リトミック、インターナショナルスクールとはいえ、ここは日本語、和のスケールを取り入れてやっています。
日本、自分の国ががわかるからこそ育まれる国際性、というものがあると思います♪
(留学時代、自分がいかに日本のことを知らないか、良さがわかっていなかったか、ということを実感しました)
ペンタトニックは、五音で成る音階。
通常のメジャー、マイナースケールより、音数が少ない分、メロディーを作りやすいし、不協和音になりにくく、即興演奏でとても役立ちます。
日本気分で即興演奏、おすすめです♪