インターナショナルスクールで働きはじめたころ、ヘッドティーチャー(黒人の、なかなか迫力のある男性teacher)が、子供たちにいろいろ指図するのを見て、こんなにこき使っていいのかなぁ、なんて思っていました。
例えば、自由時間のあとの片付けの時、
「●●(子供の名前)、あっちのボール全部持ってきて、▲▲(別の子の名前)、こっちの部屋全部片付けて、■■、床に落ちているおもちゃ拾って」
みたいな感じで。
先生自身はちっとも動かず。
その子自身が使ったものでなくても、がんがん働かせる、みたいな。
子供たちも全然嫌がらずに、テキパキ片付けして。
スクールもお金をもらって子供たちを預かっているわけで、その子たちをこき使うみたいで、なんだかいいのかなぁ、という感じに思っていました。
けど、自分の子供が大きくなってきて、その意味がよくわかるようになりました。
子供たちって、お手伝いが大好き。
できないことでも、親の真似をして一生懸命やろうとしますよね。
親がやっちゃうとすっごく怒ったりして。
「自分が役に立っている」という、自己重要感がほしいんだな~って思います。
だから、ぐずった時、何かをお願いする、という手、けっこう使います。
「あ、これ洗濯機へ入れてくれるかな?」
と、脈絡もなくお願いすると、ピタっと泣き止んで、「うん」と洗濯機へ持っていってくれて。
「わー、ありがとう!じゃあこれもやってくれるかな?」
みたいにやっているうちに、気が紛れる、という感じ。
2歳という若さでも、自己重要感を欲するなんて。
なんだか、大人も子供も一緒だな~、というところに、感心しちゃいます。