わたしと同じ状況
同じジャズアンサンブルを受講しているグループには2人ピアニストいる。 一人は長身の 理系の仕事をされている頭脳の明晰さが半端でない30代くらいの男性でもう一人がわたし。わたしが、 もう一人のピアニストに質問した。 あなたは123、345、567のコード音の練習してるかと聞くと、 予想外の返事が返ってきた。彼は現在、 わたしが以前ついていたジャズピアニストについている。 わたしは数年前から 個人レッスンは受けていない。 彼は言った。「レッスンの時に、 聞いた先生の演奏を耳コピするのに時間がものすごくかかって、 その練習をする時間がない。 すでに、 その練習自体(123, 345, 567)が実にややこしくて。 4231もやるように言われてる。」わたしは思った。 『えっ、 それはわたし 一人の個人的な問題だと思っていたけど、 この人もそうなの? やっぱり、 習い始めに、 この練習は誰にでも、 難しいんだ。 』わたしは言った。「先生が速く喋るので、 123、234かと尋ねたら、 毎年、 言っているだろう、 123、 345、567だと言われて、 2年前からそれがコードトーンを弾く練習だと気がついた。まだ練習ができていなくてソロを取る時、 変な音がする。」すると彼は笑いながら言った。「いや、 僕はもっといっぱい変な音を鳴らしている。」彼は以前のわたしと同じように、 真面目に先生であるジャズピアニストの演奏を耳コピしている。 違うのは、 変な音を鳴らしながらもソロを弾きまくるということだ。こういうチャレンジが大事だったんだ。 誰だって初めからスラスラソロなんて取れないんだから。いつも、 「時間がなかったから弾いていません」と言っていたわたしを振り返って思った。耳コピをさせるジャズピアニスト。 それは正しいと思うのだけど、 本当に時間の無い人は耳コピだけに終わって弾き込む時間がなくなって、 曲がすぐに変わって、 その繰り返し。 わたしは仕事、 二人の息子の世話などで練習計画がうまくできなかった。 耳コピだけではなく、 自分でソロを弾く時間をとること、 それが大事だなと、 彼の言葉を聞いて、 振り返って思った。 わたしがたどった経過は、習い始めた数年後に、 直接、 言いはしなかったが、「もう、 あなたの ソロを義務的に耳コピするのは嫌。 わたしは、 自分で聴いて選んだアーティストのソロの 耳コピをしたい。」 と言う気持ちが出てきたのだ。 ピアニストは 敏感にそれを感じたようだった。そうなったら、 わたしのような生徒は同じ人とは勉強しないほうがいいのかもしれない。でも、 限られた時間、 そういう、 自分の選んだソロを耳コピしたいというのは、 間違いではないと思う。 先生にとっては生意気だろうけど。 わたしはあえて、 自問しない。 それは間違ったことだったのかと。 それは、 必然だっと思うから。 でも、 この会話を理系男子としてから、失われたソロをしなかった時期を 思い出しつつ、 新たに、 このソロで遊ぶ? 苦しむ?習慣を持ちたいと思っているの。 ほら、 123 ❢