質問した 半音全音の音階のソロは? | 音楽すること・生きること

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フランスに住んでいます。結婚、出産、国を超えての度重なる引っ越しを経てフランスに在住、長男が小学校5年生の時から仕事を
再開。その1年後にジャズピアノを始めました。
音楽・その他、日々の出来事を綴っています。

今年はジャズのアンサンブルのクラスの曜日を変えた。

担当のプロのジャズマンも変わった。

アンサンブルの仕方も変わった。

 

かなりのテンポで、何周もソロを回す。

ただ回すだけでなく、2・3周くらい回した後に、止めて、

各生徒に、プロが気がついたことを言う。

そうして、そのことに気をつけてまた2周か3周か4周くらい回す、

それを繰り返す。急に、止められることもある。

 

今回はAlice in Wonderland が課題として出ていた。

作曲はSammy fain。

ジャズ科のハーモニークラスで楽譜はもらったことがあり

歌ったことは数年前にあったがジャズピアノのレッスンで

弾いたことはなかったし、アンサンブルでもやらなかった。

今回、弾いていく時の努力目標は、コード連結を覚えること。

前回言われたように、ルート抜きのヴォイシングで

コンピングしたり、自分のソロの伴奏の時に左手で

弾くこと。これは、マスト、と思っていたが、

アンサンブルのある一日前と当日に弾きまくって、左手を

だいたい覚えたというところでアンサンブル当日となった。

また別に、テーマの一周分くらいのコード連結にのせた

ソロをいったん作って書くという目標もあったが、

ブリッジのところまでで時間切れとなった。

ただ、Bill Evansのバージョンの譜面を持っていたので、

左手を書く時にすごく参考になった。

さて、コードを覚えたと言っても、だいたい弾くのが

結構、速くて225bpmくらいだと思うので、

うろ覚えでは、考えている暇がないので間に合わない。

実際に弾けないといけない。

このテンポで弾くと3拍子が4分の6拍子みたいに

感じるのが面白かった。

 

アンサンブル当日、自分で弾きたかったソロは、まったく

出てこない結果とあいなった。もとから、今までの経験で、

昨日、今日、書いた、もしくは書いてはいないがアイデアが

浮かんで弾いたことがあるソロが本番で出てこないという経験は

何回もしているので、あてにしてもいない。

うちで弾くのでなく、ちがう場所に来ると、完全に頭の中から、

その記憶がなくなってしまうのが、いらだちよりも、面白く

感じた。

 

はじめはなんやこれはと思った。自分を含めて

みんなスイングしてないやん、と感じた。かたい、固すぎる。

みんなソロをまじめに考えるグループで、ただ弾いている。

自分の、そのまじめさをぶった切ってみることにした。

こういう風にしたらどう?風な音を選んで選んで考えて

弾くソロはやめて、

リズム中心の、小気味のいいタッチでのソロに変えた。

急に、アンサンブルの雰囲気が変わったように感じた。

みんな冒険するようになって行った。いきなり、短2度の

不協和音をいくつか鳴らすところからギタリストが始めるとか、

アイデアがいくつも出てきた。

 

この日に、プロがアドバイスしたことが頭に残った。

「リズミック(この日の場合ベース・ドラムのことだと思う)が

みんながソロを弾いている時に何かをして雰囲気が変わっていくのではない。ソリストが他の演奏者に影響を与えるのだ、と。」

自分のしたいことを自信をもって出していけという事だ。

それによってグループの中に何かが形成されると。

 

それから、ぶっちぎれてソロを弾いていた時に、最後が

まとまらずに、途中のような終わり方になった時があった。「

それを指摘された。「誰もがこの人はソロを終わるんだと

わかるような終わり方をするように」と。

 

それから、曲が変わった。これは、1週間全く弾いていなかった。

Alice in Wonderlandに集中していたからだ。

Wayne Shorter のFootsprintだった。

この曲のソロをとる時、わたしはたちは、曲のコードを

変えるように言われたところがある。

 

Cmの3小節のあと、 C7を1小節言われていたのだ。

そのCmの3小節目のところの速いソロでミのナチュラル音が

入ってしまった。その瞬間、しまったと思った。プロが

険しい目線で詰問するようにわたしを見たのが目に入った。

ソロをやめるわけにいかないので、わたしは、わかってると、

ふっと笑顔でプロを見て弾き続けた。

後で言われた。C7までちょっと速すぎた。

 

そして半音・全音を弾くように言われていた箇所、ドミナント7のところでで質問した。

ここのソロ、自分で作るんですか?もうすでに、できたプロの

演奏を参考にして、いれるんですか。

一瞬に教室の中に静寂が訪れた。

プロはどちらの方法、 二つともいいと言ったが、

自分でも作ってごらん、とも言った。