ベリーダンスのデモンストレーション | 音楽すること・生きること

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フランスに住んでいます。結婚、出産、国を超えての度重なる引っ越しを経てフランスに在住、長男が小学校5年生の時から仕事を
再開。その1年後にジャズピアノを始めました。
音楽・その他、日々の出来事を綴っています。

ベリーダンスのグループでデモンストレーションをしてきた。

4年目になるだろうか。

みんなうまく行くように早めに集合して一緒に練習した。

間違いそうなところを、わたしはペアで踊る女性と

何度も練習した。

みんなとてもにこやかで、幸せそうで楽しそうだった。

ダンスの先生がデモンストレーションの評判がとても

良かったこと、いろんなダンスや歌などの

スペクタクルがあったが、わたし達のダンスは

今日のスペクタクルの中のた「太陽」だったとも

言われたらしい。

 

ビデオで見ると、わたしがじぶんで「天使のおなか」と

思っているおなかも、

見苦しいということはなかったし、次男にも、

グループ全体が始まるのを見て、「カッコイイ。」また、

「ママ、なかなかちゃんと踊ってるやん」

と言う内容の返事が返ってきた。

今日の一日でグループのメンバー同士がより親しくなった

ような気がする。

 

ただ、それでも、おなかの前でクロスするはずの

デザインのストレッチ性のひもが、キラキラの

光り物がついているのだが、私のだけキラキラしている方が

ひっくり返って、まっすぐならないのだ。

練習の時に気にしてまっすぐにしていると

グループ6人のうち2人がどうしたのと見に来た。

わたしは思っていることを言った。

「わたし太ってるから、紐がくるっと回るの。」

「スカートの中に入れといたらいいわよ。」

まだ年は若いがもう15年くらいベリーダンスをやっている

麗しの女性がわたしにやさしく言った。

次に辛辣なことを平気で言う女性が、尋ねた。

「やんぱっぱ太ったの?」

「いや、ちょっとはやせてんねんけど。

来年までにウエスト2センチ減らすことにするわ。」

わたしが笑って言うと、

マダムズバズバが毅然と言いはなった。

「やんぱっぱ、それはいい目標だわ。」

有言実行と言う言葉が浮かんだ。

言うたら、実行せなあかんなと、一瞬思った。

その反面、わたしは太っていないと別の友人は言うので

ぶくぶくしているということではない。

これは体型でそうやすやすと変わるものでないのかもしれない

という可能性も認識している。

結局は、無理せず、甘いものや、あぶらっこいものを

避けて、普通通り生活して様子を見ようと思った。

 

とにかく文字通り、わたし達のダンスグループにとっては

晴れの舞台で、わたしも含めて、みんな、やったという達成感に

包まれた。