こんにちは!Scoti-manです。

ここは、クルセイダーキングス3(Crusader Kings 3 通称「CK3」)の実績解除チャレンジのコーナーです。

(Version:1.10.2 (Quill) DLC: Fate of Iberia, Royal Court, Northern Lords)

 

「ゴール朝の台頭」第2回です。前回はコチラ↓

CK3 ゴール朝の台頭① 実績解除チャレンジ | ゲームの感想&評価ブログ (ameblo.jp)

 

前回は初代・ザッハークがゴール王国を建国し、大乗仏教の聖戦騎士団も設立したところで終了。2代目となった長男のシャンサブの能力はコチラ↓

 

性格は「慈愛」「憤怒」「傲慢」で

心優しいが、すぐにキレて態度も悪い

という、優しいジャイアンみたいなキャラ。教育特性は策謀レベル3で、策謀は12とそれなりだが、他は外交8、軍事6、管理3、学識7といま一つ。「剣士」特性を持っているが個人武勇は8と低め。

「酒好き」特性があるは便利なのだが、大乗仏教ではこれが罪扱いされてしまっている。宗教改革した時にここは直そう。

 

<周囲の情勢>

初代・ザッハークが頑張って勢力拡大に努めた結果、この方面ではまずまずの勢力となったゴール朝。ザッハークの死後、広大な直轄領は4人の息子らに分割相続されたのだが、王国に昇格していたおかげで国分裂は回避できている。

北のサーマーン朝(王国)、東のアル=フサイン王国(前はターヒル王国。いつの間にか名前が変わった。)、南西のサッファール公国がイスラム教国家でゴール王国と同等 or 格上の勢力。東方面はヒンドゥー教国家で、プラティハーラ、シシュパーラの2大国は強いが、東隣のグジャール公国、北東のウトパラ王国は比較的弱い。南のハッバーリ王国はイスラム教国家だが弱いので、攻めるなら東と南になるだろう。

ただ、計画性の無い拡大は世代交代時に国家分裂の憂き目に合うので、この先の領土拡大はよく考える必要がある。

 

<世界の情勢>

西暦903年のこの世界は↓のようになっている。

 

ヨーロッパ方面では西フランク王国が東フランク王国を吸収したようで、フランスとドイツの大部分を治める大国になっている。中東はいつも通りアッバース朝が隆盛。東欧はビザンツ帝国が健在だが、アッバースに押され始めている模様。ロシア方面はノヴゴロド王国が広めだが、さほどでもなく群雄割拠状態。黒海北部はハザールが栄えている。インドは北部はプラティハーラ、シシュパーラ、パーラの三王国が強い。南はカルナータが栄えているようだ。中央アジアはクマン、キルギスが強そうに見えている。アフリカはガーナ王国がいつも通り強くなっている。

 

というわけで、ゴール朝2代目シャンサブの時代を進めていこう。

まずは907年11月、先代から推進していたタジク文化とカシミール文化の混淆が完了し、新たに「タジク系カシミール」文化が誕生。

これまで、タジク文化はサーマーン朝の君主が文化指導者となっていたが、そこから独立するかのようにゴール朝は新生タジク系カシミール文化の指導者となった。これで、文化技術の発展を自分でコントロールできるようになった。

 

ゴール王国の拡大方向だが、同盟と人質による不可侵条約も併せて考えて、北のサーマーン朝と南西のサッファール公国の領土を切り取っていくことにした。世代交代による王国の分裂を避けつつ、領土拡大を進めるにはこの2国を相手にするのが一番いいし、ひいてはバクトリア帝国建国への道のりとほぼ同じなので一石二鳥だ。しかも、両方ともイスラム教徒なので、先代が設立した大乗仏教の聖戦騎士団を動員することもできる。

910年、サーマーン朝から東トリハスタン州を切り取り。

912年、サッファール公国からファラフ州を切り取り。

 

こんなかんじで1州1州、石橋を叩きながら領土を少しずつ少しずつ拡大していくことで、シャンサブの時代は進んでいった。というのも、周辺のイスラム教国が強大なアッバース朝(動員兵力約18,000!)と同盟したりして、攻撃に踏み込めなくなったからだ。

そして918年、第2代ゴール王シャンサブ死去。58歳。

王国を築き上げた初代に比べると、地味な印象が残るが、シャンサブの時代は、アッバース朝という遠いものの強大な脅威を気にしながら、慎重な舵取りが求められる時代であった。3代目はシャンサブの長男・フマーヨーン、41歳。

ゴール王国の行く末は3代目に託された。

 

ー 続く ー