こんにちは!Scoti-manです。

ここは、クルセイダーキングス3(Crusader Kings 3 通称「CK3」)の実績解除チャレンジのコーナーです。
 
前回に引き続き、スラブ真言教の組織化目指してがんばっていきます!
 
前回は、ポーランド王国を建国したピャスト朝の初代・シェモヴィトが死去し、息子のドブロミルが遺志を継いだところで終わった。なので、まずは後継者のドブロミルの能力を確認。
 
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教育特性は軍事☆3だが、嫁補正が入った状態で12とイマイチ。その他の能力も低く、有能な人物とは言えない。もっと問題なのは、ドブロミルの性格だ。内気(shy)、寛大(Generous)、好色(Lustful)の3つで、言い換えると
 
内気だけど寛大で気前もよく優しい。女の子も大好き。
 
恥ずかしがりやさんで、優しいタイプ。で、女の子は大好きなので「ムッツリ」と言われそうなキャラである。現代人なら、普通に生活して普通に人生を送るタイプだろうが、ここはCK3。中世ヨーロッパを舞台にしてゲーム世界だ。残念ながら、ドブロミルのようなタイプは、一国の君主には向いていない。
 
まず、困るのが「内気(Shy)」。君主たるもの、時々宴会を開いて廷臣や封臣らと交流を深め、彼らの支持を得なければならない。この時「内気」でなければ、ついでにストレス発散できるのだが、「内気」だとストレス発散の効果がゼロ。能動的にストレスを減らす数少ない機会を失ってしまっている。
また、「内気」だと新たな人物を宮廷に加える時にストレスがかかってしまうので、人材確保にも気を使わなければならないのも面倒だ。
 
もっと困るのが「寛大(Generous)」。金に糸目をつけないタイプで、なんと普段から収入が-10%のマイナス補正が入ってしまう。地味に痛い。
さらに、優しいと言えばいい意味だが、逆に言うと厳しくできない、ということになっている。なので、反乱した家臣でさえも、称号を剥奪するとストレス発生、邪悪な異教徒を処刑してもストレス発生、イベントで家臣に厳しくするときもストレス発生と、けっこういろんなところでストレスが発生しやすいのだ。
 
あまり自信がないが、ドブロミルの代でなんとかスラブ真言教の組織化までは達成したい。信仰点を稼ぐには、異教徒を攻撃して捕虜を処刑する、というのがヴァイキングスタイルなのだが、ドブロミルで同じことをやったら、おそらく途中でストレス過多で死んでしまうだろう。とりあえず、ライフスタイルは学識を選択し、少しでも信仰点を稼ごう。計画的に進めないと、スラブ真言教の組織化は未達で終わってしまうだろう。
 
ドブロミルの治世が始まって数年後、インスピレーションを持った怪しいカザール人が「ポーランドの偉大さを伝える本を書くので出資してくれないか」と言って宮廷にやってきた。普通に考えたら、こんな怪しい人間に出資しないのだが、CK3なので出資。金100くらいを払って、しばらくすると本が完成。
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宮廷に置く用(本棚でも飾るのかな?)の「有名(Famed)」ランクの本が完成。ちょうどいいことに、学識ライフスタイルの経験値+15%のボーナスが付いているので、スラブ真言教の組織化に一歩前進した。このようにDLC「Royal Court」が入っていれば、宮廷にインスピレーションを持った人物がやってきて、出資すれば「有名(Famed)」ランクの宝物が入手できる、という仕組みのようだ。そして、宮廷の立派さが高ければ高いほど、インスピレーションを持った人材が来訪しやすい、ということのようだ。この要領で、武器、鎧、レガリア、王冠を作って所有すればいいわけね。
 
897年、怪しい外国人がまたしてもやってきた。鎧を着た「巨人」の彼は「凄い鎧を作るから出資してくれ」と頼んできた。能力値はたいしたことなかったが、鎧はまだ持っていなかったので出資。しばらくした後「有名(Famed)」ランクの鎧が完成。
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効果は「武勇+7、毎月の威信+0.1、騎士の上限+1」と「有名(Famed)」ランクだけあってなかなか。これで鎧をゲット。意外とすぐに手に入ったな。
ちなみに、この外国人の能力が↓。たいした能力ではない。能力値が高いキャラが作れば、もっとすごいのができるのかも。
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こんなかんじで、宮廷にやってくるインスピレーション持ちの人物は、50~150くらいの金を出資すれば、それぞれ優れた宝物を作ってくれる。この後、宮廷にやってきたインスピレーション持ちが作ってくれた宝物はこの2つだ。
 
・宮廷に置く「家具(Furniture)」
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毎月の信仰点が+0.4もされる優れもの。
 
・宮廷に置く「家具(Furniture)」その2
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威信が毎月+0.15、一族の栄誉(Renown)が+0.06される、こちらも優れもの。
 
・冠
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毎月の威信+0.18、Masterwork(傑作)と評されるだけあって高い効果。ちなみに、チャレンジ目標の宝物は「冠、武器、鎧、レガリア」の4つなので、これで2つ目獲得。あとは、武器レガリアだ。
 
とそんなこんなで、信仰点を稼ぎつつ、勢力拡大に励んだ結果、917年にスラブ真言教の組織化達成。
 
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聖職者叙任権はプレイキャラが握って、解任可能に。新宗教をどんどん広めるために「托鉢修道会(Mendicant Preachers)」の教義(tenet)を採用。Warmonger(好戦主義)も採用しようかと思ったが、それだとヴァイキングプレイとほとんど同じなので、他の教義はスラブ真言教のものをそのままにした。信仰点も、ドブロミルの歳にもそこまで余裕なかったしね。
ともかく、これで宗教の組織化は達成し、封建制の移行へまた一歩前進した。
 
この時点で、まだドブロミルの健康状態は悪くなかったので、せっかくだからさらに信仰点を稼いで928年に「血統の聖別」も実行。
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一族の栄誉に+500のボーナスが加わり、以降、ドブロミルの子孫は「聖別された血統」として評価+10の効果が無条件・永久で付与される。地味だが、国を維持するのに地味に役立つ特性なので、早めに取るといいと思う。
 
さらに、翌年の929年には、領土内で増えたロシア文化との混淆を実行。ポーランド文化とロシア文化の伝統のうち、好きなモノを残し、さらにロシア文化が既に開発していた「革新性」も獲得。DLCの「Royal Court」の目玉機能の一つである文化混淆は、メリットが大きい、特に混淆する文化が既に獲得している「革新性」をゲットできるので、文化発達がかなり早くなるのだ。文化発達は、普通は100年くらいかけてゆっくり進む。これを一瞬で獲得できてしまうので、こだわりが無ければ積極的に狙うのがオススメ。ただし、一度混淆すると次の混淆は少なくとも50年は待期期間になるので、使う時は計画的に。
 
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かなり順調に進んでいるように見えるが、実はScoti-man、初めてのCK3戦争で敗戦した。しかも、自分が仕掛けた戦争で、だ。ドブロミルの治世の後半、西隣の部族制国家モラビア(Molavia)に侵攻したのだが、モラビア軍に指揮39という軍神指揮官がいたこと、さらに部族制国家の防衛優位の効果もあって、兵力差1.8倍を覆されて野戦で大敗する、という経験をした。この敗戦で、金約1000を巻き上げられて威信もダウン。国庫は一時マイナスになったが、これまでの国造りのおかげですぐに財政は持ち直した。常備軍を整え、同盟国を作り、リベンジマッチを挑んでいた途中の934年、ドブロミル死去。66才であった。
 
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内気だけど寛大で気前もよく優しい、女の子も大好き、だった2代目・ドブロミル。
 
正直なところ、教育特性が「軍事」のドブロミルで、信仰点稼ぎが重要になる宗教の組織化、血統の聖別といった大事業を成し遂げられるのか不安だったが、インスピレーション持ちが作った家具の効果などもあって、なんとか達成することができた。「内向的(Shy)」で「寛大(Generous)」の性格はけっこう扱いづらかったが、我ながらよく頑張ったほうだと思う。期待をはるかに超える活躍をした2代目・ドブロミルは、このCK3世界のピャスト家発展の基礎を築いた名君として歴史に残るであろう。
 
後継者となったのは、ドブロミルの長男・ヴィトシュ?(Witosz)。
 
ちなみに、ドブロミルの子供は4人でなんと全員男!
能力値低い or 性格に問題ありの息子は、名誉の戦死を遂げてもらおうかと思ったが、4人ともそこそこ優秀。しかも、家系図を見たら、なんとこの時点でピャスト家の人間はドブロミルと4人の息子、そしてそれぞれの息子に1,2人いる孫だけで、なんと10人程度。これでは、ピャスト王朝の発展は進まないし、何か事件が起きたら王朝断絶でゲームオーバーする危険性があるレベル。分割相続で国が割れるが、今回は4人とも残して、ピャスト家の血を継ぐ者を増やすことにした。
 
と、いったところで「その2」は終了。
次回は、封建制への移行を目標に、3代目となるヴィトシュ(Witosz)が頑張る。
 
次回も乞うご期待!