@00216/Positive Change/S.T. | kengold light/mellow/soulful

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soul musicを中心に幅広い音楽分野でlightでmellowだと思うモノをどんどんレビューしていきたい思います。Amazonでの商品紹介も出来るモノであれば紹介していきますので是非購入してください。僕の多少の副収入になります(笑)。



★★★★
 野坂昭如さんが亡くなりましたね。「のさかあきゆき」って読むそうですが、自分はずっと「のさかあきらのごとし」と呼んでました(汗)。野坂昭如と言えば「火垂るの墓」が有名ですが、あのアニメ大っ嫌いなんですよねえ。毎年ってゆうほどお盆の時期にテレビでやってるのですが、あんな暗くて救いようのない映画はないですよねえ。ホントもう嫌でたまらないです。「節子、うんこビチビチや!」

 さて、今日の前置きコラムなんですが、昨日のこの欄で性病にかかったことをカミングアウトしたんでそのことを恥ずかしいのですが詳細に。

 まず、淋病にかかった件ですが、原因はとりあえず置いといて(笑)、とりあえずチ○コがもうドロッドロになるんですよね。「なんだ、こりゃあ!」って感じで病院に行くと検査を受けて「これは淋病ですね。」言われて、淋病にかかった友人も多いものですぐ連絡取りましたね。

 治し方は抗生物質を飲んで、あとはチ○コにお薬塗って包帯でぐるぐる巻きにするのですが、仕事の最中にその包帯がするする落ちてきてズボンの裾から出ちゃって、職場の同僚にバレちゃって「何それ~!」言われて淋病のことカミングアウトしたら職場の女の子連中にも知られちゃってすっかり職場の中で性病キャラが根付いちゃいました(泣)。まあ、割りとすぐに治ったのですが、治りかけのときに食中毒になったのは昨日のコラムのとおりです。この時も職場では笑われたものです。

 あとはダウンタウンの松ちゃんがかかったことでも有名な毛ジラミにもなったことがあるんですよねえ。コチラは性病の中でも軽いモノですが、原因はまた置いといて(笑)、「なんかキン○マ痒いなあ!」思ってフーゾク行って女の子に調べてもらったら「コレ、毛ジラミだよお!」言われて「ススキノの薬局ならどこでも対応のお薬売ってるよお!」と親切に教えてもらって早速そのお薬、その名も「スミスリンシャンプー!」を買ったのですが、そのシャンプーでチ○毛をシャカシャカ洗ってその後専用のクシでチ○毛をスーッとすくうんですよねえ。そうするとそのクシをよく見てみると小さな虫というかシラミがいっぱい付いてるんですよ。「お~!いっぱい取れてる~!」と、結構面白いモノでした。このネタも職場では笑いものになっちゃいました。

 あと、コレは未遂で終わったのですが、大阪でノリで中国人とヤっちゃったらその後めっちゃ具合悪くなっちゃって「え~!これエイズにでもなったんじゃあないかあ!」思って凄い不安に陥ったのですが、その後回復して何事もなくてホッと胸を撫で下ろしたものでした。以上カミングアウトでした。失礼いたしました!皆さんも性病には気をつけてね~って大きなお世話か!

 本題に入ります。冬だ!鬱だ!ソウル・ヴォーカル・グループ特集第7弾は原盤はめっちゃレアで知られるポジティブ・チェンジの恐らく唯一のアルバムです(1978年作)。

 このアルバムはいつもの名著U.S.Black Disk Guideのドクターヒトシによる究極のLPコレクション(グループ編)にて、「スーパー・スウィート!モーメンツスタイル」と記述がありどんなもんか聴いてみたかったものですが、2000年にCD化され「おお~っ!」と思って買って聴いてみるとホントまさにスウィート!と感動したものです。そんな究極のLPコレクションにレビューされていたホントかなりのレア盤たちも今では半分くらいがCD化され容易に聴くことが出来るようになって、いやあいい世の中になったもんだあと思います。

 肝心のこのグループについては全くオブスキュアなのですが、分かっていることは5人組でワシントンDC出身、プロデュースはかの有名なアル・ジョンソンが担当して多くの曲で作曲にも関わっていること。録音はMerrifield,Va(←どこや?)で行われていることくらいです。まあ、そんなことはどうでもいいんです。とりあえず容易にこんな素晴らしいアルバムが聴けるということだけで。ということで曲紹介へ。

 M1「You Make It So Easy」は爽快なウォーキング・テンポのミディアム・チューンでゴキゲンになっちゃうハッピーな1曲です。適度にソウルフルなリード・ヴォーカルにベース・ヴォーカルが実に効いていてハーモニーも素晴らしい。やはりヴォーカル・グループの理想形はベース・ヴォーカルを含む5人組がいいねえと思わせます。

 M2「Just Give Me A Part Of You」はM1とは別のテナー・リードによるミディアム・チューンで、こちらのリードでもハイテナーを使ったりなかなかのシンガーだと思います。バックの演奏も流麗なストリングスも交えローカル産ならではのチープさは感じられません。

 M3「Where Is She Today?」はやっと来ましたモーメンツ・スタイルと言えるスロウ・チューンで、ここでは2人のリードによる掛け合いの展開からなり、片方はハリー・レイばりのファルセットを聴かせ、これこそスウィート・ソウルの王道的な1曲です。

 M4「This Is Where I'll Be ('Till You Return)」はちょっとテンポの上げたスロウ・チューンで、そのソウルフルなリード・ヴォーカルの唄いっぷりに胸を熱くさせる1曲です。

 M5「Can't Get Away」はちょっとファンキー臭も漂うアップ・チューンで、ヴォーカル&インストゥルメンタル・グループっぽさも感じられる1曲で、フューチャーズあたりを髣髴とさせ実にカッコいい。

 M6「Girl You Must Believe (It's You I Love)」はなんともスウィートなバラードで、ファルセットとテナーのツイン・リードで甘く切なくやるせなく唄い上げ、ここでのファルセット・パートではホントにモーメンツを思い起こさせる素晴らしい1曲です。

 M7「(Just Once In Your Life)Be Fair With Me」は実にノリのいいアップ・ナンバーでフィリー・ダンサーっぽい展開に身体も自然と揺れます。

 M8「Love Of A Lifetime」で来ましたキラー・チューン!こちらはウォーキング・テンポの爽快なミディアム・チューンで、ファルセット・リードの切ない唄いっぷりと美しいメロディ・ラインに素直に感動できる傑作で胸をかきむしたくなる究極の1曲で、ホントこの手には降参で大のお気に入りソングです。実際には使われませんでしたが、友人の結婚式のBGM担当になった時この曲を新郎新婦退場ソングの候補にも挙げちゃいまして思い出いっぱい面舵いっぱいなのであります!こちらをYouTubeレコメンド・トラックにしております。これで涙してくださいっ!





 M9「Can't Believe You'd Break A Promise」はコレ股、ミッド・テンポの気持ちのいいナンバーで分厚く美しいコーラスにうっとりであります。

 M10「Feel Like I'm Living With A Stranger」はテンポの早いアップ・チューンで、リードをベース・ヴォーカルを含めメンバーで取り合う熱い展開に思わず興奮しちゃいます。

 とスロウ・ナンバーは控えめにミッド・テンポの曲が充実したなかなかの快作に仕上がっていて満足です。コレは一聴の価値ありますゾ。

 さて、こちらの貴重なCDは前述のとおり2000年に発売された輸入盤で、今では入手困難なのかなあと思って調べてみると、近年にリプレスされたようでAmazonでも1,000円前後で多数出品されております。コレは買わなきゃ損ですよお!


Positive Change/Positive Change

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