コロナ感染は幸いにも急激な勢いで収束しました。重症患者も急速に減少しています。つらいことですが回復できず亡くなられた方の親族にはお悔やみ申し上げます。
日本ではコロナ感染者の増減は正規分布の様態で変化しました。コロナ感染を加速させる力、減速させる力は何なのでしょう。政府分科会に明らかにしてほしいと何度か書きましたが、国民に示せておりません。人流を抑制しなければ感染は収まらないと主張していましたが、人流が減らない８月下旬に感染を抑制する制動力は働き始めていましたので分科会の主張は薄弱です。ワクチン接種率の高まりが減少の根拠に上げられますが８月下旬の時点ではワクチン接種率は効果が鮮明に表れるほどのパーセンテージになっていませんでした。いずれにしても菅前首相がワクチン接種に号令をかけたことに深く感謝します。
私は仮説を前提に第六波の予想を大胆に述べました。感染症研究者はぜひ予想してください。政府分科会は信頼を失っており、いま手を打たないと政府はもう従わないでしょう。
※意見・主張というカテゴリーがあったのですね。きょうの記事は意見・主張になるのかもしれない。