<東北旅>

日本三大鍾乳洞
を紹介してきたので、
残る1つ【龍泉洞(岩手県)】も改めて記事にしたいと思います。
 

訪れたのはかなり前、2009年と2012年でした。

こちらが入口。

洞内の調査が終わっていないので、"想定"図となっています。
現在分かっているだけでも長さ3000mはあり、
そのうち700mが一般に公開されています。

【長命の淵】


入口付近の【百間廊下】を通り抜け
ほぼ真っ直ぐに進んで行くと湧き水から形成されている地底湖があります。

水深35m【第一地底湖】
1959年からここでの調査が始まったそうです。


水深を計るメモリがひと目で深さを表してくれます。
水深38m【第二地底湖】
1962年に調査隊により発見されました。


水深はなんと98m【第三地底湖】
1967年の調査で発見。



ドラゴンブルーの泉を間近で鑑賞。
しばらく観ていたら吸い込まれそうになりました。

地底湖すっかり忘れてましたが、
ここは鍾乳洞なので鍾乳石も沢山。

【月宮殿】

【地蔵岩】



【音無しの滝】

【守り獅子】

深い洞窟なので天井までの距離が高い。

【蝙蝠穴】
そのため龍泉洞には沢山のコウモリが住み着いています。

第1地底湖展望台からの景色がお気に入りです。

ずっと観てられますが、秋に訪れた時は寒かったです。
しかしながら龍泉洞の見頃は冬。
冬は地表が凍ることで上からの雫が落ちて来ないため、水面の揺らぎが落ち着くことで地底湖の透過性が高まり、水の透明度が増すとのこと。

三大鍾乳洞を巡り、改めて龍泉洞が1番好きだなと思いました。

地底湖の透明度が忘れられません。

名産「水まんじゅう」の美味しさも忘れられません。