日本三大鍾乳洞『秋芳洞』<山陽山陰旅Vol17> | フィックル・ワンダラー

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旅の備忘録です。
2018年に休止後、
2020/4〜2021/1に一時復活しました。

徳山〜防府を訪れて山口県最後の旅です。
 
 

山口駅からバスに乗って、

日本三大鍾乳洞の1つ【秋芳洞】へ。
 
 
バスセンターから秋芳洞の各ルートが詳しく載っていて親切。
一切迷うことなく着きました。
 
チケットを買って敷地内へ。
 
 
洞窟の入り口まで川沿いを歩き橋を渡ります。
橋の上から川を覗くとエメラルドグリーン色でとても綺麗。
 
温度は一年中17℃という快適な場所。
身代り観音に洞内散策の安全を祈願して中へ。
 
想像していたより広い空間です。
高さは30メートル程あり、ライトが消えた状態では外からの光が水面に反射して天井が青くなるため【青天井】と呼ばれています。
 
足元が濡れている所があるので滑らないようにゆっくり歩きます。
 
 【百枚皿】
早速見どころの一つです。
その姿の数の多さから呼ばれてますが、
500枚以上あるそうです。

皿のようで、パズルのようで階段のような不思議な形状。
水の波紋の端の泡立つ部分に石灰分が沈積。
波紋の縁の部分だけが、長い歳月の間に盛り上がって、皿状になったそうです。

 【広庭】
洞内富士と呼ばれる石筍は洞内で最大のもの。
天井から流れ出た水から沈積した石灰分が下から積み上がってできたもの。
 
 山もあれば茸も。
大松茸】
 
 【蓬莱山】
 
 【千町田】
 この付近の農村の形に似ていることから名付けられたそうです。

洞窟内で1番スペースの広い千畳敷】

【大黒柱】
周りの鍾乳石がゴツいのでこの柱は華奢に見えてしまいます。 
 
【黄金柱】
 
高さ15メートル、直径4メートルの巨大な鍾乳石。
柱の天井の隙間を伝って流れた石灰水が岩肌に接着し、何万年物歳月をかけて形成されたそうです。

石灰を含んだ地下水が流れ落ちてくるため、
滝のような鍾乳石がとても多かったです。

【石灰華の滝】

【傘づくし】
氷柱のように天井から垂れ下がっています。

【クラゲの滝のぼり】

最後は【マリア観音】
可愛らしいフォルムでした。

タイムトンネルを抜けて地上へ。

自然の造る風景を観た直後の人工的なものに違和感。

外を出ると【秋芳台国定公園】



散策の締めはみかんソフトクリーム。

<山口編終わり>