ダビデの塔は歴史博物館 イスラエル&パレスチナ旅Vol21 | フィックル・ワンダラー

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旅の備忘録です。
2018年に休止後、
2020/4〜2021/1に一時復活しました。

<旅のおもひでイスラエル&パレスチナ編>

イスラエル滞在の最終日。

ホテルをチェックアウトしてもう一度【エルサレム旧市街】へ向かいました。

フィックル・ワンダラー~世界一探訪編~

聖地を中心にまわった旧市街の中で気になっていた【ダヴィデの塔】を訪れました。

旧市街西側のヤッフォ門から入ってすぐの所の大きな尖塔、というよりも要塞。

紀元前20年にヘロデ王がここエルサレムを防備するために建てたものです。

フィックル・ワンダラー~世界一探訪編~

中へと入り展望台からダビデの塔の全景を眺めることができます。

建物に統一感がないのは戦いの度に増改築を繰り返したためです。

この現在の形はオスマン朝のスライマーン一世が城塞のとして増築してからだそうです。

ちなみに、"ダビデ"と名付けられているのは間違いで

ダビデ王はこの塔に関わっていないそうです。

フィックル・ワンダラー~世界一探訪編~

展望台からは360°エルサレムを風景を見渡すことができました。

三大宗教の聖地を始め、これまで地上を歩いて訪れた場所を

遠くから眺めるとやはり偉大な場所に居ることを感じずにはいられません。

フィックル・ワンダラー~世界一探訪編~

現在この要塞はイスラエル及び中東の「歴史博物館」として利用されています。

時計回りに回ると①カナン時代、②第1神殿時代、

③エルサレム帰還から第2神殿時代、④後期ローマからビザンツ時代、

⑤初期イスラムから十字軍時代、⑥アイユーブ朝時代、

⑦オスマン期末期から英国統一時代まで、

紀元前の聖書の時代から20世紀の第一次世界大戦までの4000年にも渡る

歴史がこの中にコンパクトにまとめられていました。

フィックル・ワンダラー~世界一探訪編~

フィックル・ワンダラー~世界一探訪編 フィックル・ワンダラー~世界一探訪編~

フィックル・ワンダラー~世界一探訪編~ フィックル・ワンダラー~世界一探訪編~

部屋の内部は写真撮影禁止のため、様子は伝わりにくいと思いますが、

各時代の年表や、戦いを再現した模型や映像が流れているので、

僕のようにほぼ初めて中東の歴史を知った人でも理解しやすい内容でした。

あと、クーラーが効いていて涼しいのが感動(;^_^A

見学してる人が少なかったのでゆーーーっくり回りました。

フィックル・ワンダラー~世界一探訪編~

フィックル・ワンダラー~世界一探訪編~

展示を見終った後は中央の朽ちた施設跡を歩きました。

フィックル・ワンダラー~世界一探訪編~

こちらは【ダビデ像】

旧約聖書に登場するダビデと巨人ゴリアテの戦いを再現しています。

ダビデの剣で首を落とされたゴリアテ・・・でも実際の話は

ダビデが放った石を受けて昏倒したゴリアテが自分で首を切ってしまったらしいです。

フィックル・ワンダラー~世界一探訪編~ フィックル・ワンダラー~世界一探訪編~

せっかく訪れたので城壁の端の隅々まで歩きました。

残念ながら塔の上までは進入禁止で行けませんでした。

フィックル・ワンダラー~世界一探訪編~

最後は19世紀のエルサレムを再現した模型。

この歴史博物館にの中で最も良くできた(特にうねった地面の感じが)模型でした。

フィックル・ワンダラー~世界一探訪編~

運動後は売店でバニラアイスのビスケットサンド♪

このために頑張って歩いた気になるほど美味しかったです。

<Vol22へ続く>

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