とりとめなく色々と | どこまでやれるかな

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現在、老健に認知症(レビー)の母がいます。

老健での母の様子や働くスタッフの方々を見ていたら、色々と思うこと感じることが出てきてしまい、思い切ってデスクワークの仕事を辞め、介護職に就くこととなりました。

働く日々を綴ります。

なかなかブログ更新できませんでした。

先月、スタッフ二人、退職しました。

理由は敢えてここには書きませんが、言わば、退職せざるを得ない状況で辞められました。


ショックでした。

ホームも本人も厳しい選択を強いられました。


そんなこんなで、先月早速、他のホームから女性スタッフが異動してきました。

彼女は入社3年目です。

20代ですが、仕事経験では私の大先輩です。


3年目とは言え、ここのホームのことは覚えていかなければならないので、やはりOJT研修がありました。


介護経験3年目の彼女ですが、ヘロヘロに疲れたそうです(笑)


彼女曰く、うちのホームは大変だと!


うちのホームから留学と称して、2~3日、他のホームへ研修に行かされるスタッフが数名います。

そのスタッフたちも帰ってきてから言ってましたが、うちのホームは他のホームより大変だと。


どういうことか?

うちのホームはとにかく忙しいと、動き回っているということらしいんです。

人数の問題ではないそうです。

うちのホームはオープンしてからまだ3年目です。


オープニングスタッフたちが、1からルールを作り上げ、業務を組み立ててきました。

なので、とにかく業務や介助方法、対応の仕方などが細かいらしいんです。

なので一人一人のご入居者に対するケアが手厚くなっているそうです。

他のホームは、スタッフが座ってられる時間もあるし、おしゃべりしてる時間もあるそうです(笑)

悪い意味ではなく、余裕があるのですね。


うちのホームは、記録をつける時以外は座るヒマもなければ、おしゃべりしてるヒマなんてありませんよ(笑)


むしろ、私なんて動いてないと罪悪感すら感じますから(笑)

一瞬でも身体が空くと、何かしなきゃいけないという強迫観念にかられるんです。

私の場合は、まだまだ業務が完全にこなせていないため、自信がなく落ち着かないからです。



どんなふうに忙しいのかと問われると、それを説明するのは難しいですが。


見守り、準備、誘導、介助、コール対応で常に動き回っていると言うことでしょうか。

当たり前のことのばかりですが、それがまた細かくルールが決められてるということなのかもしれませんね。

なので覚えるのが大変なのです(笑)

覚えたら、今度はそれに臨機応変さも必要になってきますしね。


私はもちろんこのホームしか知らないので、これが当たり前だと思ってました。


私の母がいる老健などと比べても、うちのホームは断然忙しいです。


私のような新参者から見ても、うちのホームで務まれば、どこのホームでも働けるのではないかと思ってます。


私も、今月の半ばに3ヶ月研修があります。

たかが3ヶ月、されど3ヶ月。

仕事が始まった当初は、3ヶ月研修なんて程遠いと思ってました。

あと2週間ほど、辞めずに続いていれば辿り着けそうです(笑)



3ヶ月経過すると、いよいよ私も服薬に携われます。

今はまだ服薬にはノータッチなので、入れるシフトがかなり限られてます。

そのため必然的に入浴介助のシフトが多くなってます。

入浴介助自体は難しくないのですが、タイムスケジュール通りに、ご入居者を入浴させるのが結構大変だったりするのです。


入浴拒否のある方、怒り出す方が厄介です(笑)

入浴拒否をする方は、全て認知症がおありの方です。

「お風呂」は禁句です。

なので言葉巧みに入浴にお誘いしても、頑なな拒否に合うと、入浴スケジュール通りに進みません。

もちろん、臨機応変に入浴の順番は変えられますが、時間指定されている方は順番を変えられません。


一度入浴拒否のあった方はひとまず諦めて、順番変更可能な他の方を先に入れてから、再びお誘いに行きます。

それで入浴してくれればいいのですが、それでも拒否が続けば、時間とその日の入浴スケジュールの問題もあるので、その拒否の方は本日入浴拒否として、翌日入浴予定の方に一日繰り上げて入浴してもらいます。


翌日入浴予定の方でも、入浴日を勝手に変えられるのは嫌なはずです。


なので、ここは大変申し訳なく、失礼な話ですが、認知症がおありの方に代わって入浴して頂きます。


入浴介助は基本一人です。

入浴スケジュール通りに進まなかった場合は、その時点で自分の判断でスケジュールを切り替えなくてはなりません。

翌日の入浴スケジュールに負担が掛からないような配慮も必要です。


結構、神経遣いますね。



話は変わって、ほんのつい最近、夜中に起き出して部屋で転倒して大腿骨を骨折した男性のご入居者がいます。

ほんのつい最近です。

緊急搬送、即手術、入院から10日も経たずに先日退院していらっしゃいました。


早い!早過ぎる!

母が大腿骨を骨折した時は、手術してからまずは2週間経過してからでないとリハビリは始められないと言われました。

母はそれで2週間後からリハビリを始めました。

老健再入所との関係で1ヶ月の入院でしたが、それでも完全に歩けるようにはなっていません。

未だに車椅子生活です。



なので、大腿骨を骨折したら、どんなに短くても入院期間は2週間以上は掛かるものだと認識してました。


この骨折した男性のご入居者は10日足らずで退院してきたわけですから、当然リハビリなんてできてないはずです。


この男性は認知症がおありです。

聞けば、病院で、それはもう痛いのなんのって大騒ぎだったらしく、リハビリどころではなかったようです。

で、退院させられたということでしょうか。

あとはホームで何とかしてくれということですね(笑)


大腿骨を骨折するまでは、なんとか杖歩行が可能な男性でしたが、この骨折で、ADLが下がってしまうことは必至です。


転倒恐るべしですね。



さて、私も、まだまだではありますが、だいぶ業務にも、ご入居者にも、スタッフにも慣れてきました。

働き出した当初は、毎朝起きた瞬間は憂鬱でしたが、今は憂鬱ってことはありません(笑)

「あぁまだ寝てたいよぉ」という気分になるぐらいです。



つい先日、ある90代の女性のご入居者に「あなたが一番大好きよ」と言われてしまいました(嬉)

その方は認知症はおありではありません。


その女性は、足が少し悪いため車椅子が主ですが、杖歩行も辛うじて可能です。

杖歩行は居室内のみです。

移動は全て車椅子です。


食事をする時は、車椅子からダイニングの椅子に移乗していただきます。

その移乗の際に、その女性は「ヨイショっ」とか「ヨイショッとくらぁ」と言いながら腰をあげます。

私も楽しいので、その女性と一緒に「ヨイショ」「ヨイショッとくらぁ」と声を出しながら手伝います。


無事に移乗し終わると、その女性は楽しげに笑ってくれます。


お部屋までお連れして、またベッドや椅子に移乗する際も、同じように二人で掛け声を出してます。


そうすると、その女性はいつも朗らかに私にお礼を言ってくれます。


その女性の入浴介助にも偶々ですが、何度か続けて入ることがありました。

そうすると、その女性も私の顔を覚えてくださり、「こないだもお風呂に入れてくれださった人よね?」と聞いてくださるようになりました。

その女性は月曜日と木曜日が入浴の日なのですが、こないだ月曜日に入浴介助させてもらい、お部屋までお連れすると、「あなたが一番大好きよ」と言われました(笑)

両手を握られて。

「また木曜日もお風呂入れてほしいわ」とまで言って頂きました。


そして昨日、お部屋に巡回に伺った時は、「飴、持ってく?」と言われ、ホントはいけないけれど、無碍に断るのも失礼かと思い、「嬉しいなぁ、いいんですか?」と言うと、「ポケットにしまっておいて」と言って、一握りのいちごミルクのキャンディをくださいました。


ちょっとしたお菓子を戴いた時は、スタッフルームでみんなで食べればさほど問題はないようです。


「大好きよ」なんて言われると、やっぱり嬉しいですよね。


好かれる云々より、そのご入居者が安心してくれること、笑ってくれることが、私にとっては何より大事です。

私の母にそうあってほしいことでもあります。

そしてそれが私の今の仕事のモットーです。



改めて思うことですが、色々な事情がおありとは言え、老人ホームで余生を過ごすことって幸せなのでしょうか?


身寄りがないというなら仕方ないとも言えます。


でも、家族がいるのに、住む家があるのに、老人ホームで生活しなけらばならないのって、どんな気持ちなんでしょう。


「ここしか住むところないから」
「しかたないからね」
「最初は嫌で嫌でたまらなかったけど、もう慣れたわ」

こんな発言をなさっていた3人の女性のご入居がいらっしゃいます。

他にもそういう方はいるはずです。



割り切ったとは言え、自ら望んでこの生活を選んだ方はどれぐらいいらっしゃるのでしょう?


そう、しかたないんですよね。

しかたないんです。


だからこそ、安心して生活してほしい、できる限り笑える生活を送ってほしいんです。

不安や怒り、寂しさを感じてほしくないですよね。

これは母に願うことです。



こんな私ですが、もちろん人の好き嫌いはあります。

ここでしか言いませんが、ホントに嫌な婆さんっているんですよ(笑)


認知症はありません。
足が少々悪いだけです。
なので口は達者で、物言いがカチンときます。

車椅子のご入居者に向かって
「アンタ邪魔よ」
「アンタちょっとどいてよ」
と言いながら、人の車椅子を押しのけながら自分の車椅子を自走したり、
テーブルを間違えたご入居者に向かって「アンタはこっちじゃないわよ」と言いながら手で払ったりします。


嫌でしょぉ(笑)


高齢者だからしかたないとか、車椅子だからしかたないとか、そういうの関係ないですよね。

人間性の問題です。


私も、このホームで働き出した頃、この女性に陰で「新人なんでしょ、あつかましい」と囁かれました(笑)

何があつかましかったのか?
全く関わってない頃なのに(笑)

後でスタッフに聞けば、その女性は特に新しいスタッフにはキツい?方のようでした。

別にいいんですけどね(笑)


入浴介助の時も、ホント偉そうに指示するので、内心「チッ」と思っているのも事実です(笑)


大丈夫です、微笑みながら丁寧に対応していますから。


誰からも愛されにくいご入居者だと思います。


なので、できるだけ、いいところを見つけてあげなきゃダメですね。


ご入居者にせよ、スタッフにせよ、物言いの良し悪しで、結構印象って決まっちゃいますよね。

あと表情とかもね。


そういう理由で、どうしても取っつきにくい女性のスタッフもいます(笑)

これもここだけの話。

オープニングからいるスタッフなので、まぁホームのことは大概知っているし、ルールも決めてきた人です。

何でもわかってて、仕事もできるからなのか、私のような人間には物言いがキツいというか、一言多いというか、嫌みな言い方をします。

何か聞いても表情がクールですし。

休憩中も自分の話ばっかりしてますし。


ん~、ぶっちゃけ苦手ですぅ(笑)

まぁ私の方が断然年上ですが、積極的に私の方から話し掛けたりはしてますよ。


仕事は熱心だし、もちろん悪い人ではないですから、こちらからなるべく心は開くようにしてるんですけどね…。

まぁ妙に気を遣います。


あとの女性は…というと語弊がありますが、うちのホームの女性も男性も、ホーム長もナースもケアマネも受付の女性も、みんなみんな優しくて楽しい人たちばかりです。


なので職場の人間関係のストレスは皆無と言っても過言ではないです。


やはり仲良くなりやすいのは、同じ年代の女性ですね(笑)

色々聞きやすくて話しやすいです。

ラインも交換したりして、仲良くさせてもらっています。


私の1歳下の女性スタッフと、私より少し上の女性スタッフは共に結婚されていて成人したお子さんがいるのですが、二人とも、最近ご主人と別居を始めたそうです。

もちろん事情は聞いていませんが、色々あるそうです。

この介護の仕事をしながら自立していく決意のようでした。


若い子ももちろん頑張ってますが、そういった私ぐらいの年齢の女性が家庭を持ちながら頑張ってます。


別居に至るまでに、相当なエネルギーを要したのではないかと想像します。


それなりに歳を重ねてくると、人生色々なことがありますよね。


私が言うのもおかしいですが、人生経験豊富な人の方が、いい介護ができるというか、本当の優しさってものを知っているような気がします。



なんだか久々のブログで次から次へととりとめなく書いてしまいました。


日々働きながら色んなことを思っていても、なかなかブログに吐き出せないのでどんどん溜まってしまうんですね。


もう終わりにしましょう。

来週は、仕事が終わってからカンファレンスとプロジェクトミーティングがあります。

忙しい1週間になりそうです。