入浴介助、デビュー! | どこまでやれるかな

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現在、老健に認知症(レビー)の母がいます。

老健での母の様子や働くスタッフの方々を見ていたら、色々と思うこと感じることが出てきてしまい、思い切ってデスクワークの仕事を辞め、介護職に就くこととなりました。

働く日々を綴ります。

昨日の話


今日は日勤、終日入浴介助独り立ちの日。
デビューです(笑)


先週、木曜日の入浴のOJTはやってもらっています。

昨日は、入浴介助での物品準備や、各ご入居者の入浴介助方法などを紙に書き出してイメトレしてました。


今日は8時半からの勤務だけど、7時半にはホームに到着(笑)

早めにできることはやってしまおうという魂胆です。


スタッフルームにメモ発見。

今日入浴予定の一人の女性が、訳あって昨日入浴済みとのこと。


そして更に、昨日入浴予定の一人の女性が、今日入浴希望とのこと。
それも機械浴で。
しかも、腰痛で昨日病院に行きコルセットをして帰ってきたという。
元々気難しい方で、ちょっとしたことで立腹する、あるいはご機嫌を損ね→クレームに繋がる女性です。


さてさてどうしたものか。


今日は2階と3階の個浴での入浴介助。

私が3階、もう一人のスタッフが2階を担当。

そのもう一人の入浴スタッフは、先週私に木曜日の入浴のOJT研修をしてくれた同い年の主婦スタッフ!

とっても気さくで楽しくて優しくて話しやすくて、私が今一番頼りにしてしまっている女性です。


さてさて、今日の入浴メンバーが2名変更になっていることから、若干悩ましいことになっています。

本来なら私の方のラインで、気難しい女性を担当するべきなのだけど…。

その気難しい女性、かなりナーバスになっているらしくかなりの注意が必要とのこと。
その上厄介な機械浴。

私はその女性の入浴介助は見たことがありません。

正直、私は自信がありませんでした。

ならば、もう一人の、私の頼れる女性スタッフさんが入浴介助すればいいと思いがちだけど…

それで彼女が本来の2階個浴から1階機械浴に一旦外れてしまうと、彼女の2階ラインに穴が空きます。

彼女のラインは全員女性のご入居者で、女性介助を希望してます。

そして皆さん、入浴時間をほぼ指定している人ばかりで、安易に入浴時間をズラすことは難しいのです。


私の方は9人中6人が男性という男性ラインの入浴介助。

私が担当する男性、女性で、特に時間指定をしている人は2名程度。

なので、私の方が時間的に融通がきく…でも私が気難しい女性を機械浴で介助するのは、今の私にはちょっと不安。


ということで…

午前中はお互いの本来の2階と3階で入浴介助。
午後はそれを丸ごとチェンジすることに決定です。


こうやって、当日に入浴するご入居者が変わってしまうと、それなりに対応や流れも変わってくるので、思ったより悩ましいことになります。

女性介助希望のご入居者には、女性スタッフしか入れません。
なので男性スタッフには応援は頼めません。

ん~なかなか難しい(^◇^;)



さぁ、入浴介助スタートです。

思いがけず、若い男性スタッフに「○○さん、頑張って下さい!」と声を掛けてもらいました(笑)

優しいなぁ(^_^)


やることは決まっているので、いかに安全に迅速に進めていけるかです。


ダイニングに迎えに行ったり、居室に迎えに行ったり。

バイタルチェックから始まります。

入浴の準備をしてくれているご入居者、全然してくれていない、できていないご入居者、と様々です。

頑なに「着替えなくていい」という人もいます。

そういう方は、なんとか下着だけは新しいものにさせてもらいます。


お風呂で裸になって初めて、便が出かかっていることに気づく場合もあります。


ストマを外す方もいました。
外す時は、装着しているシール部分にスプレーを掛けながら、ゆっくり外します。
これは簡単な作業でした。


ストマを外すと、装着口から少しまだ出てくる場合もあり、念入りにシャワーで流します。
何よりご本人が、出てくる感じがするのか、しきりに気にされるので、洗身、洗髪よりも、とにかくストマの装着口にシャワーを流し続けることが優先です。

浴槽に入った時に便が出てきて広がってしまうこともあるそうです。

気になりますよね。


入浴後、ストマを装着するのは介護職はできません、というかやってはいけません。

ナースを呼びます。


一人のご入居者に掛けられる時間は45分目安です。
洗濯機を回してくるまでを含みます。

余裕はないですね。


今日の午前中の最後、四人目は、先日転倒して、肩から腕を痛めた男性のご入居者でした。

なので、シャワー浴のみです。


肩から腕にかけて、バストバンド?を装着しています。

さすがに私はその装着が初めてでわからなかったので、入浴前後の脱着は、サービスリーダーをピッチで呼びました。 

この男性のご入居者の洗身は優しく丁寧にです。

以前腰も痛めているのと、心臓もバイパス手術をしているのとで、ご本人からも、洗い方のリクエストがありました。

全てが終わり、ご入居者をお部屋に誘導したら、12時20分を回っていました。


お風呂場の簡単な掃除と午後の準備、洗濯機を回して、ようやくお昼休みです。


なんとか無事に午前中は終了しました。

当然のことながら、お昼休憩は30分になってしまいました。

ハードです(笑)


午後からはラインが変わるので、今度は2階担当です。

午後の2階は全員女性のご入居者です。

自立度の高い方は、ご自分である程度やってくださるので、私としては楽ではあります。



目の不自由な女性がいます。

その方は、お部屋にお迎えに行ってから、その方の指示で、洗濯物、着替えを揃えていきます。

お話も傾聴します。


どうしても他のご入居者より、まず居室での準備に時間を要します。


この女性はとてもキチンとなさっている方で、メンタルの変化も激しい方のようです。


周りのスタッフが「姫だからね」と言っていました。

より丁寧な対応が求められるということです(笑)


目が不自由というハンディは、やはり大変なことですよね。

何も見えないわけですから。

スタッフに全てを委ねるしかないけれど、こうしてほしい、ああしてほしいっていう要望があるのは当たり前のことですよね。


幸いにも目が見える私達は、自分が思った通りに自由に動けるのですから、他人に日常生活のあれこれをリクエストしなくてもいいんですもの。


この女性の言う通りの手順で入浴介助や更衣を進めていきます。

爪切りは念入りにです。


当然トータル時間はかかりますね。

1時間余りを要しました。


でも、それでその女性がいい気持ちで入浴を終えてもらえたなら、私としては嬉しいものです。



午後の一番最後、五人目は、先日ご入居されたばかりの女性です。


80代後半、90歳手前であるにも関わらず、足腰がとってもしっかりなさってます。

大腸の手術をなさって予後がまだ心配されている状態の女性です。
少し…かなり認知機能も落ちているいうことです。


まだ入居したてで不安が大きい様子です。


お部屋にお迎えに行き、バイタルチェックをしている時に少しお話しました。

私が「私も8月に入って働き出したばかりなので、わからないことだらけで不安ですよ(笑)一緒ですね」と言うと、女性は破顔して「同じね。あなたとは気が合いそうね」と喜んでくれました。


その女性は、サクサクと衣服の脱着をご自分でなさいます。

年齢から考えると、凄いことなんですよ。

立ったままズボンや下着や靴下を脱いだり履いたり!

このホームでは少なくともこの女性だけですね。

私がそれに驚いたことを言うと、その女性は「だって、ここに来るまで、私、スポーツウーマンだったんだもの」とおっしゃいます。

テニスをずっとされていたようです。

素晴らしい足腰の強さとバランス力です。


その女性には息子さんしかおらず、娘がいないということで、私などの女性が介助に入ることを喜んでくれます。

「娘みたいで嬉しいわ」と。


入浴後はとても喜んで笑顔で深々とおじぎまでしてくれました。


ほんの一時だけど、その女性の不安が少しでも軽減されたなら、これは介護職冥利に尽きるのではないでしょうか。


こうして9名のご入居者の入浴介助、終了です。


最後のご入居者の入浴を終えてから、お風呂場をせっせと掃除して、物品を片づけます。

ランドリーで洗濯機を回したり、乾燥機を回したり、洗濯物を畳んだり。

ランドリーに掃除機を掛けるところまでが私の今日の業務だったけど、時間をオーバーしてやっていたら、「もういいですよ時間ですよ、帰っていいんですよ(笑)」と、入浴介助のもう一人の女性やサービスリーダーの男性に声を掛けられました。

あとは夜勤の人がやってくれるそうです。


だからってね、私もさすがに「はい、そうですか、お疲れ様でした」とはなりませんよ(笑)


やるべきことをやって、最後の最後に記録をつけて、本日の業務終了です。

17時半までのシフトだったけど、終わったのは18時半近くになってました。

残業だとは思っていません。

やり切った感です!


入浴介助、やっぱりお腹が空くんですよ。

予め、買っておいたパンをスタッフルームで食べましたよ(笑)


明日から三連休をもらっています。

来週の月曜日は、遅番2シフトの独り立ち、デビューの日です!


これは入浴介助より、ずっと不安です。

どうなることやら。