ラブコメを観る  | はやてのブログ

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しがないオッサンのしがないたわ言

この冬アニメは夏や秋と比べると話題作として飛びぬけた作品がないと言われているが、確かに個人的にも興味を引く作品は少なかったし、期待とは裏腹の作品も割とあった。

 

それでも観てみると化ける作品もあるので気は抜けない。

 

そんな中、この冬に観ている作品に「ラブコメ」ジャンルが多い。

今までもラブコメはあったのだが、今冬は放送を楽しみにしている中にラブコメが3作品入っている。

 

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私には妹がいて、子供のころから少女漫画を自然と読んでいたので、いわゆる「ラブコメ」にも耐性があるのかもしれない。

 

あさぎり夕先生が亡くなられた時には、久しぶりに妹と盛り上がった。意外と昔読んだ作品も覚えているもんだ。

 

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というわけで、今冬観ている3作品からベストのヒロインを選ぼう!

 

まず今期の覇権(この表現はどうかとは思うが)と話題の

 お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件

そのヒロイン、椎名真昼嬢。

その甘いストーリーと天使様こと真昼嬢の完璧さには舌を巻くしかなく、あまりに続きが気になってマンガの方を買ってみたらアニメに追い越されている始末!

仕方ないのでライトノベル原作を買ってしまった。

ライトノベルなんて買ったのは初めてだ。その昔、新井素子とか久美沙織とか氷室冴子とかの、今のライトノベルの前身みたいなのはよく読んでいたが、当時はライトノベルなんて言葉はなかったと思う。

 

原作も本当に甘いのだが、それよりも二人の関係があまりに進まないのにはヤキモキを飛び越えイライラする面もある。

そう思ってしまうのは「大人」の視点なのかもしれないが。

 

それでも「告白」が一つのクライマックスであるなら、その後も続ける以上、2人の関係に物語の焦点が当たるのは仕方ないことだろう。

 

あまりによくできた美人を彼女にすると、周りの男が信用できなくなるという贅沢な悩みになる話ではあるし、登場人物が「良い人」が基本なのはともかく、ほとんどが富裕層なのはどうかなとは感じるが、その辺りは浪漫か?

 

基本的に主人公藤宮周視点で描かれるので、真昼嬢の心理というのはセリフから読み解くしかないのだが、そこが読み手側の妄想を掻き立てていい塩梅になっているのかもしれない。

 

アニメとしては、所々作画が微妙なところを感じるのだが、動きが少なく登場人物が少ない、製作上はローコストに出来上がっているのでは?とは思う。

それでも覇権の声が出るのだから、ストーリーと特に真昼嬢の演技がそれを支えているのだろう。またアニメのおかげで、原作を読んでも声が自動的に脳内再生されて非常に読みやすかった。

 

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次はコロナのせいで放送延期、4月から再放送することになった

 久保さんは僕を許さない

ヒロインの久保渚咲嬢。

 

こちらは原作購入には至ってないのだが、全巻読破。

 

甘さでは天使様に及ばないが、こちらも相当甘い。真昼嬢とは違って渚咲嬢の心理描写はしっかりと描かれているので、主人公白石純太との対比が分かりやすく、まあこちらもじれったい感じではある。

原作者である雪森寧々先生がTwitterで最終回を公言したので、原作では「告白」でクライマックスを迎える形になると思われる。

アニメはラストまでは放送されないだろうが、コロナでの延期は残念だ。

 

こちらの渚咲嬢は恋心になったから良かったのだが、そうでなかったら、男心を弄ぶ小悪魔的なキャラになってしまう。

原作を読んでいて「悪い女やな~w」というのが第一印象で、その後惚れていく過程で「照れ」を見せるから、ラブコメらしくなる。

この年頃は常に女子の方が幼い男子よりも大人な感じなんですけどねwww。さらに男は年上になろうが年を取ろうが、結局女には勝てないんですけどね(真理)

 

アニメは原作の絵柄を良くとらえていて、高いレベルの作画だと思う。声優さんの演技も非常に合っているから素晴らしい。

 

原作を買おうかと思っていたが、終了してしまうのを知ってしまうと少し躊躇してしまう。

 

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3作品目は、他の2作品よりは注目度低いが原作も買った

 

 氷属性男子とクールな同僚女子

そのヒロイン、冬月嬢。名字しかないのは何故なのか?この作品、他のキャラクターも名字だけ。

 

今作は主人公もヒロインも社会人でちゃんと働いている。

仕事内容は問うのは野暮だろう。基本ラブコメなのだ。

 

こちらの主人公氷室も特殊な能力を持っているが、ヒロイン冬月嬢はそれを弄ることもなく、あくまでクールに対応する。

 

今作は電子で原作を買ったのだが、アニメを先に観ていたので、原作からアニメは話の順序を入れ替えているのにはびっくりした。アニメオリジナルのエピソードも組み込まれている。

 

原作は1話8ページほどで短めなので、調整したのだろうか?原作では4話ですでに食事誘うので、早すぎると判断されたのかもしれない。

 

甘さでは久保さんと同じぐらいと思うが、一応大人同士なので子供みたいにはしゃがないのは、ある意味安心して見ていられる。周りのキャラがはしゃぐんだけども、、、。

 

アニメの冬月嬢は本当にクールで感情をあまり表に出さないのだが、原作では表情を出すのでアニメよりも好印象だ。

ほかにも真昼嬢がスキのない天使に対して冬月嬢はまだリアルな女子なのも良いかな。

部屋着がジャージ。ええやん。

 

アニメの方は改変があったとはいえ自然で、作画も良いと思うが、冬月嬢のキャラがちょっと薄くなってしまったかなと思う。もっと表情も演技も表に出しても良かったのでは?毎回1回ぐらいは決めポーズ的に。

 

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さて、以上今冬観ているラブコメ3作品のなかからベストヒロインを決めるわけだが、好みのキャラ(男女問わず)を選ぶというのは結局自分の「癖」を露わにすると同義なので、なんとも恥ずかしいのは否めない。

 

料理が上手で容姿端麗才色兼備を体現した椎名真昼嬢か、弄り特性を特化させ更にデレッけも持ち合わせた久保渚咲嬢か、落ち着いた大人の雰囲気を醸しながらもハッとさせられる表情を見せる冬月嬢か?

 

 

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ベストヒロインは!

 

 

 

 

よふかしのうた 七草ナズナ嬢です!

 

なんでやねーん(怒)かもしれませんが、良く考えてください。

真昼嬢も渚咲嬢も冬月嬢も、このお三方はいずれも実在しようのない、ある意味理想の女性ばかりです。

 

そんな女性を選んで何の意味が?

 

確かにナズナ嬢は、変な服のセンスですし、前髪はヘルメットみたいですし、おっぱいの形もどこか変です。

 

下ネタとお酒が好きですし、ましてや人間でなく吸血鬼です。

 

が、意外と嫉妬深いところやデレるところなどは十分可愛げがあります。

物語に出てくる、いかにも女性女性したキャラよりも現実的なきゃらの方が好きなのかもしれません。という癖なのでしょうw

 

特にコミック14巻での新幹線の車内での血を吸うシーン、この駒のエロさは、たまったものではありませんw

 

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3作品は、延期再放送もありますが折り返しを過ぎて、きっとこれから盛り上がることでしょう。

 

それぞれがアニメなりにどんな結末を迎えるのか、非常に楽しみです。