今週末は、ミサノサーキットでMOTO-GPサンマリノGPがありますが、
ついに、あのマシンが登場します。
ヤマハの隠し子・・・じゃなくて、
隠し玉。
V4エンジンのMOTO-GPマシン。
ついに、公開されました!
これかぁ~!
なんか、従来型(並列4気筒)と比べると、
スマートになったような?
(なってるはず)
フレーム形状が、全然違うんでしょうねぇ。
で、既に、ファビオの試乗も済んでいるのですが、
情報によると、好感触だったらしい。
本人のコメントは一切ありませんが、
ヤマハ関係者が「肩の荷が下りた」とコメントしているようです。
そして、今日はさっそく走行開始され、
テストライダーのフェルナンデスが、
フリープラクティスで、一時期、TOP10に食い込んだらしいです。
その後、マシントラブルがあったようで、タイムは伸びませんでしたが。
期待しちゃいますね。
しかし、V4エンジンのYZR-MIという表記なのですが、
名称はどうなるんでしょうね。
そもそも、昔の2スト時代はV4でしたが、
YZR500という名称でした。
4ストロークになって、YZR-M1になりましたが、
当時も、この「M1」の「M」って何なのよ?
と話題になったような。
ヤマハが、当時、どんな説明をしていたのか、忘れましたが、
YZR-V1でいいんじゃない?
それから、せっかくのこの新型マシンですが、
来年2026年までが確定しています。
なぜなら、2027年から、レギュレーションが全く変わり、
最大排気量も850ccになる。
ヤマハは、2027年からのマシンも並行開発しているはずですが、
それをV型にするか、並列にするか、まだ決まっていないと、どこかの記事で読みました。
ただ、もう決めないと間に合わないよね。
今回のレースの結果次第で、その方向性も決まってしまうのでは?
ところで、我がスズキ。
MOTO-GPでは、
V4のGSV-Rと、並列4気筒のGSX-RRの、
両方の経験があります。
2027年からの850cc新レギュレーションに、
もしスズキが復活するとしたら、
どっちを選択するのでしょう。
興味深い。
復活して!
ところで、先日、
SUZUKI Grobalから、こんな動画がアップされました。
This is the true story
GSX-Rシリーズ秘話です。
これ、超大作で、35分ほどもあるんですが、
興味深く観させてもらいました。
必見です!!
特に印象に残ったのは、
スズキのアイデンティティだった油冷&ダブルクレードルフレームを捨て、
水冷&ツインスパーになった時の話。
WGPマシンのRGV-Γのフレームに、
750cc新型エンジンを載せる!
それが、新型の1996年GSX-Rになった。
しかし、V4エンジンが載ってたフレームに、
並列4気筒エンジンを載せる!!
無理じゃね??
それを実現させてしまうのが、
スズキの変態さ?
そして、それが2001年型のGSX-Rに昇華していく。。。
ガンマは終わってしまいましたが、
実は、ガンマの伝統は、GSX-Rに受け継がれていたのね!
ガンマから始まって、いま、GSX-Rに乗ってる私としては、
もう、とても感動的な話でしたねぇ。。。
泣ける!
しかし、エンジン屋さん、フレーム屋さん、テストライダー屋さん、
それぞれが拘り、完成させたのですね。
スズキ!
やっぱり大好き。