明日もまた、里山活動の予定ですが、
いつものとおり、ソロ活動です。
いや、ちゃんと募集はかけてるんですけどね。
集まらないんです。
ウチの団体は、会員が8名ほどなんですが、
実際に活動できてるのは、数名です。
で、私は会長なんですが、
会計だけは、他のメンバにやってもらってますけど、
他は、全て自分でやってます。
行政の対応(報告書の提出やその他手続きなど)
広報活動(チラシ作成、チームブログの更新)
資材の調達、備品の修繕、
助成金申請手続き、
学生ボランティアの受け入れや調整、
見学者の対応、etc...
近所の他のボランティア団体も、
似たり寄ったりのようです。
スタッフの体制が脆弱なんですよね。
ほんの数人で運営しているところが多く、
誰か欠けたら、もう存続の危機ですよ。
もちろん、スタッフが沢山いる団体さんも知ってますが、
そこはそこで、スタッフの高齢化という課題に直面しています。
元々、そういうところは、
60代前半にリタイヤした人たちが、スタッフとして頑張ってました。
そんな彼らが、もう70代後半から80代になってしまって、
続けられなくなっています。
そんな彼らの後を継ぐ元気な60代前半が、最近はいません。
定年が伸びたり、再雇用で仕事を続ける人が多くなって、
ボランティアに来る人が減ってるのが原因じゃないかと思ってます。
そして、ウチの団体みたいに、スタッフが40代や50代という団体は、
今、稀ですが、それはやっぱり以前からそうで。
よっぽど変わった人じゃないと、若いころからスタッフなんてやらないですよ。
という、意外と危機的な状況のなかで?
来週は、八王子市の水環境整備課から呼ばれてまして。
里山保全地域にある池の保全活動に協力してほしいという要請があり、
今年度から、そちらにも協力することになりました。
私としては、池の保全も興味があるので、是非ということなんですけどね。
ただ、そうやって、行政から期待されていることは嬉しいのですが、
ボランティア団体側は、けっこう厳しい現状なんですよ。
こういった、里山保全活動をボランティア頼みではなく、
事業化して、定年再雇用者も受け入れるようになれば、
元気なシニアが中心となって、保全活動が盛り上がると思うんですけどねぇ。
私がシニアになるまでに、そうなってほしい。(笑)
もっというと、
働き盛りの40代50代でも、
本職の他に、副職として、こういう活動ができるような、
自由な働き方になるといいなぁ。
だって、みんながみんな、今の職場で昇進して活躍するわけじゃないじゃないですか。
ちょっと、脇道でほどほどに頑張るような人もいるわけで、
そういう人たちの、副職の受け皿に出来るといいんだけどなぁ。
そのためには、行政が里山保全活動に投資してくれるよう期待するのは勿論ですが、
昨今の環境活動の盛り上がりを受けて、一般企業が里山保全活動に投資してくれるといいんだが。