若いころ。
私は、正しい道を歩んでいるのだろうか?
と、何度、心に問いかけただろう。
常に警戒しながら、
細い道を、道を踏み外さないよう、
選択を誤らないよう、
気を付けてきました。
道を誤ったら、もう取り返しがつかないことになる!
そう思っていました。
若いころだけじゃないな。
40代半ばまで、そう思っていた。
そんな考え方で、
続けられるわけがありません。
私も、歳を重ねるごとに、
そういうことが、だんだんわかってきました。
歳を取るということは、素晴らしい。
肉体は衰えていくけれど、
心は、平安になってきます。
でも、若いうちに、それに気が付けるのであれば、
そのほうがいいね。
この世界で、
選択を誤るということは、ありません。
どれを選んでも同じです。
進学だろうが就職だろうが結婚だろうが。
安心して、
生きればいい。
その、
安心する、ってことが大事。
迷ってもいいんです。
迷っている自分であっても、
安心すれば。