近所の緑地(雑木林)について。
この緑地、
基本的に、ほとんど手入れをしていないので、
年々、樹高は高くなり、
枝の張り方も大きくなっていきます。
そうすると、問題になるのが、
緑地に接する住宅への影響です。
日当たりが悪くなったり、
枯れた木が倒れかかってきたり、
落ち葉が大量に飛んできたり、
また、毛虫がいっぱいやってきたり・・・。
里山を代表する雑木林は、
人工林ですから、
手入れをしないと、どんどん大きくなり、
そのように、周りに影響を与えてしまいます。
だから、雑木林は、管理しないと維持できません。
が、管理するためにはお金が必要です。
しかし、なかなかその費用が出ません。
それは、人々の関心がないから。
里山景観に、お金を出すという人は、
なかなかいません。
だから、行政も、そこまでお金をかけられない。
こうして、雑木林は迷惑な場所として、
さらに立場がなくなっていきます。
だから、里山保全というのは、
本当に、先が見えない状態です。
でも、それは仕方がないかな・・・。
それが、我々の選択ですから。
が、私は里山の景観が好きなんで、
個人でできる範囲で、
景観を守っていきたいです。