幸せには種類があります。
持続性のある、根源的な幸せと、
一時的で、表面的な幸せ。
両者は、似て非なるもの。
持続性のある根源的な幸せは、
静かで、目立たないけど、
穏やかで、安心をもたらしてくれるもの。
例えば、自己の肯定感とか、
「存在」に関わるもの。
一時的で表面的な幸せは、
何か良い出来事があった時に感じる喜び。
そして、欲望。
食欲、性欲もそう。
その場限りで、
すぐに欠乏して、また欲しくなるもの。
「働き甲斐」も、その一種だと思います。
こんなやり甲斐のある仕事でよかった!
みたいなのは、後者。
別に、それが悪い訳でもなんでもなくて、
逆に、ドンドン求めれば良いと思います。
が、最終的には、
人は、根源的な幸せを求めているのだと思います。
それがあってこそ、一時的な幸せにも意味がある。
これが、凄く大事だと思います。
が、世の中的には、
根源的な幸せは軽視され、
一時的な幸せを追求するのが正しいと、
そう思われています。
人は、一時的な幸せを求めて、
良い学校に進学し、
良い働き場所を選び、
良い家庭を持ち・・・
ということを目指すけど、
それが上手くいかないと、
たちまち絶望してしまう。
絶望なんか、しなくていいし。
一時的な幸せなんだから、
別に、どうだっていいじゃん?
そんなことより、
根源的な幸せを追求する方が、
幸せになれるし。
追求しても、失敗しないので、安心です。