今日のニュースで、
主要先進国の中で、また国民の幸福度が最下位・・・
みたいなニュースがありました。
もちろん日本のことです。
このニュースに、
反応する人は、あんまり多くないような気がします。
へー、そうなんだ。

みたいな?
どうせ、評価方法が何か違うんじゃないの?とか、
欧米が高くなるようになっているんだよ、とか。
そんな反論も聞こえてきます。
また、
そんな不幸だとは思わないけどなぁ・・・
なんで最下位なんだろう?
という疑問を持ったり。
実は、私もそういう感想を持っていました。
日本人は勤勉で、礼儀正しく、穏やかで、
世界からも好かれ、尊敬される国なのに?
でも、思うのは、
日本人って、臭いものには蓋をするところがあるんですよね。
見て見ぬふりをする。
ネガティブなことを見ない。
だから、自分が不幸だとは思いたくないし、
嫌なことを認めたくない。
それで、自分はそこそこ幸せだと思い込んでいるんじゃないかな。
本心から思い込めればいいんだけど、
あくまでもフリだけなので、
それはどこかで綻びが出る。
企業でも、
課題の抽出はするけれど、
上辺だけが多く、本質にまで迫ろうとしないので、
対応も上辺だけになってしまうことが多いように思います。
人は、心の闇を見ることを怖れています。
闇は深く深く、
見れば見るほど、恐ろしい。
己の邪悪さに・・・怖くなります。
でも、そこのところが、すごく大事で。
心の闇を見ることが、どれだけ大事か。
それを痛感しています。
その、心の闇の中に、
救いを求めている存在がいて、
その存在こそ、
自分自身なのだということに気が付いたから。
幸せに、そこそこの幸せなどなく、
幸せか、幸せでないかの、どちらかです。
完全に幸せでなければ、
不幸なのです。
不幸である自分を認める。
それを認めることが出来てはじめて、
自分を救おうと決心することができる。
ほんと、そう思います。