ところで、省庁が障がい者雇用の水増ししてて、
それがニュースになってます。
厚生労働省は、赤っ恥ですな。。。
他の省庁を、けしからん!
というのは楽ですが、
でも、そうなるべくして、なっているので、
省庁だけを責めても仕方がない。
結局、本音では、
効率優先なんですよ。
仕事ができる有能な人が偉くて、
仕事ができない人は虐げられる。
その本質が変わらない限り、
うわべだけの改善で済まそうとするのは当然。
それでも、障がい者の場合は、そうやって国の後押しがあるので、
少しずつ受け入れが進んできているとは思いますけど、
でも、そもそも。
障がい者でない、つまり健常者で、
でも仕事ができない、能力の低い人は、
単に能力が低いから、とか、努力が足りないからとか、
そういう理由で切り捨てられています。
今でこそ、
実は、●●という病気だったんだ・・・
ということが分かって、救われる人もいますけど、
でも、どこで線引きするのか、非常に難しい。
だから、最近は、ダイバーシティとか、
いろんな価値観、考え、能力、趣味嗜好を受け入れましょう、
みたいな動きが出てきているのだと思います。
でも効率至上主義は、なかなか抜けなくて。。。
営利を追求する企業の場合、なおさら。
日本の生産性の低さが嘆かれているのは以前からですが、
もう、生産性を気にするよりも、
幸せかどうかを気にするほうがイイと思うんだけど。
生産性を上げるために、モチベーションを上げましょう!
というのが今でも一般的ですが、
これは、生産性向上が目的で、
モチベーションが手段。
でも、これは全く逆で、
モチベーションを上げることが、
目的そのものなんじゃないかなと思いますけど。