そしてツーリングも5日目。
夜中、物凄い風の音で目が覚めました。
時間は、まだ午前0時過ぎ。
バタバタ!!という、テントがバタつく音と共に、
ザーッ!!という雨の音もするではありませんか。
最初は寝ぼけてて、よくわからなかったのですが、
あぁ・・・、こりゃ降ってるわ。
東屋の屋根の下にテントを張ったものの、
物凄い強風のために、
容赦なく横殴りの雨が、テントに打ち付けているようです。
おまけに、床がコンクリートのために、
テントのフライはペグを打っておらず、
テント全体が吹っ飛びそうな勢い。
あぁ・・・この風じゃ、
外に干してたタオルやレインウェアは、どっかに吹っ飛んでるかも・・・。
でも・・・
起きるの面倒くさいなぁ。。。
と、半分ウトウトしながら、そのまま何もせず。
暫くすると、
ん?足が冷たい?

ということに気がついて、寝袋から出てみると、
足元が濡れてるじゃないですか!

横殴りの雨が、テントの中に侵入してきたようです。
そして、これから着るはずだったトレーナーなどの服が、びちょびちょ。
とりあえず、濡れてはいけないものをテントの真ん中に寄せて、
再び、ウトウト・・・。
午前4時半を過ぎて、ようやく起き出しまして、
テントの外の様子を確認することに。

バタついて、変形するテント。
ひとまず、レインウェアは回収できました。
タオルは、近くに落っこちてました。

こちらの海から吹き付ける強風が、もろに東屋を直撃する形になってまして、
あぁ、こりゃ失敗したな!と思いました。
まだ、松林の奥だったら、風をよけられたのですが、
この場所だと、風をもろに受けますから。
でも、昨夜は天気は回復傾向だと思ってたんでねぇ。。。
とにかく、急いで退散するしかないと、
撤収開始。

バイクを止めていた駐車場の辺りは、
杉林に囲まれて、穏やかでした。

白波がたってますねぇ。
ということで5時半過ぎには撤収完了し、早々に出発しました。

そのまま海岸沿いの県道29号を走り、

半島の対岸を望みます。
まだ、荒れた天気。
そのまま海岸沿いの県道23号を走り、

こんなルートもありまして、

海に迫って、素晴らしい景色。
晴れていないのは残念ですが、
こんな天気でも、やっぱり壮大です。

県道250号にて平田市街地へ。
そこのコンビニで、いつもの朝飯タイム。
雨は上がってきました。

しばらく走ってR431に合流すると、
宍道湖沿いのレイクサイドラインに。

走っている途中からチラチラ見えてたのですが、
雲の間から差し込む日差しが、とても幻想的でした!

ちなみに、隣の線路は、一畑電車という私鉄です。
ローカル私鉄って、すごく味があるので好きですねぇ。
いつまでも残っていて欲しいです。

そのままR431を、宍道湖に沿って松江市街地方面へ。

また、ちょうど松江市街地の方に、雲の切れ間から日差しが差し込み、
それがまた美しかったです。
そして、そのまま松江市街地へ突入し、
突き抜けて、R431から県道260号を経由して、
中海の真ん中へ。

正面が、中海です。
宍道湖と並んで、日本有数の湖。

そんな中海の真ん中に、こんな土地が出来まして、
その道路からの撮影です。

バイクを止めた場所は、こんな感じ。
これだと分かりにくいのですが、

これが、中海を遮断する通路です。
元々、中海を干拓する目的で、中海に浮かぶ大根島まで仕切るために、
この道路は埋め立てで作られたらしいのです。

こちらは、松江市街地方面。
干拓の是非はともかく、こうやって走れる道があることは嬉しいですね。
これが、中海を突っ切る道路の走行中写真。

そして、大根島をあっという間に通過したのち、
すぐ隣の江島には、こんなものが。

これは、もしかして?

某テレビCMで有名になった橋ではありませんか!?

ということで、走行写真です。登ってます。
雲に向かってるよう。

頂点の近く。
もちろん、この左右の眺めも素晴らしい。

こちらは下り。
下ったところは鳥取県ですよ。
面白かったので、渡り切ったところでUターンして、

今度は島根県側を。

そして、江島からは県道338号で対岸へ。

こっちのほうが、湖の中を走る道っぽいですね。

R431に戻ったら、だんだん見えてきたのが境水道大橋です。

ここが境港ですよ。
そして、日本海と中海を繋ぐ水路。

ちょうど、海上保安庁の巡視船がやってきました。

バイクと記念撮影。

大きい巡視船ですね。
「とき」でした。
船の出航の姿ってのは、カッコいいなぁ。

そして、県道2号線に入って、さらに東へ。
(つづく)