ということで、ヤナギ探しの後は、
南大沢で、映画鑑賞。

映画館に行くなんて、いったい何年ぶりだろう?
高校生の頃は、映画少年で、毎月何本も観てましたけどね。
月間ロードショーが愛読書でした。(笑)
で、今回観に来たのは、
シン・ゴジラ
でした。
色々な方の視聴コメントをみて、観たくなったのです。
元々、ゴジラシリーズは幼稚園のころから大好きでしたし、
エヴァンゲリオンの監督ってのも、ビビッと。
昔、エヴァは熱心に観てましたからねー。
で、観た感想。
やっぱり、今までのゴジラ映画の観念を覆す内容でしたね。
子供向けじゃなくて、完全に大人向け。
子供にはわかんないな。(笑)
既に、あちこちで映画評が出てますけど、なるほどでした。
色々な見方がありますけど、
まず、福島第一原発を意識しているな~ということが、よく分かりました。
なす術なく、人間の無力感を感じたことや、
ギリギリのところで、なんとか止めたところ、
しかも冷却するという手段まで同じ。
しかし、まだゴジラを止めただけで、根本的な解決には至っていない、
ということも福島と同じ。
この原発、どうすんだよ!?っていう問題提起を感じましたね。
また、組織のなかで動く人間が、克明に描かれていました。
国だろうが何だろうが、組織は、どこも同じなんですよね。
みな、怖れから我が身を守ろうと、あれやこれやと四苦八苦している。
ゴジラ襲来と言う架空の出来事ですけど、
描かれているのは、まさにこの世界だったと思います。
映画の中で何度か
好きにすれば?
というセリフが出てきましたが、それが印象的でした。
怖れではなく、
心の中の愛に従う、
というメッセージが込められているのだろうな・・・と思いました。
しかし、庵野監督、さすがですね。