自然の会の活動(2014.10.04) | タケシのありのまま日記

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旧名から変更しました。

今日は、ビオトープでの活動でした。
 
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10月にしては少々蒸し暑い朝。
 
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でも、ススキはすっかり穂が出そろいました。
 
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今日のテーマは、これ。
 
ビオトープ池のなかに生えるこの木。
 
この木には、よくカワセミがとまっていて、そこから水面の獲物を狙っている様子が見られます。
 
しかし、木の周りは御覧の通りガマ等が生い茂り、水面がほんの少ししか見えません。
 
そこで、この水面をもう少し広げるために、ガマ等を刈ることにしました。
 
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専用の胴まであるゴム長靴にはきかえ、水の中に入って長い鎌で刈り取ります。
 
水底はズブズブと沈み、ヘドロが堆積していることが分かります。
 
そして、ツーンと鼻を突く悪臭が。
 
底に溜まったヘドロからの悪臭です。
 
水草を刈り取らないので、それがどんどん底に堆積し、ヘドロとなっているのですね。
 
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他のメンバーと共に、全て手作業です。
 
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でも、普通の地面ほどの密度で草が生えていないので、手作業でも割とはかどるのは助かる。
 
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池の中心付近までくると、さすがに深く、股下ぐらいまで水に埋もれます。
 
でも、今日は暑かったので、水のひんやりした感覚が、気持ち良い。
 
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池の南側では、他のメンバーが湿地池周囲の樹木の剪定を行いました。
 
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そして、ビオトープ池に生えている木の周りに、このような水面を作ることができました。
 
これで、カモも自由に往来できるでしょう。
 
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活動している仲間は、全て私よりも年上です。(笑)
 
しかも、ほとんどが定年後の方々。
 
いやはや、体力的に辛いでしょう。頭が下がります。
 
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今回は、まず試験的ということで、刈り取ったのはここまで。
 
これで、少し様子を見たいと思います。
 
しかし、このように水の中に生える草を刈り取って外に移動させることは、とても大切なんですね。
 
先に書いたようにヘドロが堆積すると、水質も悪化するし、ガマばっかりで水面が覆われると、
 
広い水面を好む動物の邪魔になる。
 
今回、池の中を歩き回ることによって、底のヘドロをかき混ぜることになりましたが、
 
これもまた、水底に新鮮な水や空気を入れることによって水質改善を促す効果もあります。
 
定期的な活動が大切なんですね。
 
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ところで、水草の中でこんな消火器を見つけました。
 
こんなものまで捨ててあるとは・・・。
 
こうして、我が会初めての、池の南側の水草刈を実施しました。
 
少しでも、良い方向に向かえばいいなと思います。
 
 
さて、作業終了後、自宅から池を見ていたら、
 
なんと、私たちがさっき草刈した場所に、アオサギがやってきていました。
 
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ちょうど草刈した場所で、餌を探してウロウロ。
 
やっぱり、このような大型の鳥になると、開放水面が好きなんですよね。
 
さっそく利用してもらって、ほんとに良かったです。