月山近くの、大沼キャンプ場で一晩過ごして、
いつものように4時半に起床。

このように、起きぬけの朝の味噌汁が日課となっています。

テントを出ると、まだ暗いですが、こんな感じ。
イイ感じの林のサイトです。

そして、林の向こうからお日様が昇ってきまして、
林の中に光が差し込みます。これがまた幻想的でナイス。

光の筋が幾重にも伸びて、しばらく見とれておりました。


ちなみにサイトの施設は、まんなかが炊事場で、右がトイレです。
トイレはそれなりですが、無料と言うことを考えると充分。

で、「大沼」は、道を挟んだ反対側にあります。
谷をせき止めて作ったため池ですが、水深が50m以上もあるんだとか。
さて、キャンプ場を出発し、国道へ出る前に、水田地帯を抜けたのですが、
これがまた、朝日を浴びた田んぼが綺麗な事。。。


写真ではイマイチ分かりませんが、まさに黄金色に輝いていました。

こうやって、お米を見ていると、ほんとにお米が食べたくなる・・・(笑)
さて、出発して国道112号を東に向かったものの、この先どこに行くか迷っていました。

ひとまず、広大な山形盆地を東に走ります。
国道112号から国道287号へ。

すると、目の前に、北から南へ長く横たわる奥羽山脈の雄姿が。

こりゃ、奥羽山脈を目指すしかない、ってことで、国道287号から国道13号を経由して、
国道48号の関山街道へ。

国道48号は、山形と仙台を結ぶ大動脈。交通量も多いです。
そこそこ険しい関山峠を越え、宮城県仙台市入り。
これで、このツーリングでは二回目の奥羽山脈越え。
麓に下るにつれて、車の量が更に多くなってきます。
しまった、今日は平日だった。

そう、朝の通勤ラッシュの時間帯です。
当然、仙台市街地などいくつもりもなく、国道457号を、今度は北に向かって走ります。
この、国道457号は、国道4号と並行しているけれど、山よりを走る、ローカルな感じの国道で、
比較的車も少なくて、田園地帯の景色も楽しめる快走路でした。

そこそこの距離を走ると、今度は国道347号を西へ。
ここは中羽前街道と言って、山形県尾花沢に抜けるルート。
ということで、本日二回目、この旅では三回目の奥羽山脈越え。

道幅は十分、路面も悪くない、そして車は少ない。

十分楽しめるコースです。

観光道路ではないので、華やかさはありませんが、車が少ないのがイイですね。

ただ、山岳路の場合、平日はこのように工事が多い。
片側通行の箇所が、いったい何か所あったかな?
そして山形県に入ると、尾花沢の手前で南へ曲がり、
目指したのは、ここ!

銀山温泉です。
やはり峠越えで、体が冷え切っていたこともありますが、銀山温泉は一度行ってみたかった。
温泉街から少し離れた駐車場にバイクを止めて、ぶらり温泉街を散策。

いや~、いいですね!味がある。

ついつい、名物のカリーパンを買ってしまいました。

それから、ここでも共同浴場に入りました!
華やかさはありませんが、昔ながらの共同浴場って感じ。

もちろん、源泉かけ流し。

これでしたっけ?千と千尋の神隠しの湯屋のモデルになったのって。
平日だったので、お客さんも少なく、ほんとにゆったり楽しめました。温泉も一人だったし。
きっと休日は、凄い人なんだろうなぁ。
しかし、東北の温泉っていいなー。
もちろん、九州の温泉も負けてませんけど。(笑)
(つづく)