
太平洋の夜明けです。
夜は、何度も雷雨み見舞われましたが、
雷雲も遠くに過ぎ去って、頭上は晴天。
ちょうど日の出の方向にある雲は、まだ稲光が残っていました。

幕営した場所は、こんな感じ。
朝っぱらから、周囲がさわがしいなぁ~と思っていたら、
たくさんの釣り人がウロウロ。

津波にのまれたこの浜にも、こうやってたくさんの釣り人が戻ってきたのですね~。

水平線の太陽はなかなか見えませんが、雲が刻一刻と色が変わっていきます。

そして、ようやく雲の上からお日様がでてきました!
日の出は、何度見てもいいですね~。

釣り人の車がたくさん集まっているこの場所から、2日目出発です。
この日のルートは、まず西へ。
山元町から角田市へ抜ける県道272を走ります。

このように快晴の下、田園風景が広がります。
と思ったら、トンネルを過ぎると、

いっきに霧の中。
阿武隈川沿いの盆地っぽい地形では、川霧が発生するようです。
角田からR113と県道を経由して、大河原に抜けると、R4を跳びこして、県道115へ。
そして、そのまま県道12へ入ります。
通称、蔵王エコーラインです!

蔵王は、私が20歳の時、つまり今から25年前に走ったことがありました。
私の初めての北海道ツーリングの直後、北海道から東北へ南下してきて、
ここで先輩と合流して、一緒に走りました。
あの時は、雷雨のなかで、対向車がはね上げる水しぶきを全身に浴びながら走ったのをおぼえてます。
でも、今回は、蔵王エコーラインでは快晴に恵まれました。

最初こそ、まだ霧の影響が残ってましたが、高度を上げるにつれて見事な景色!

遠く、牡鹿半島まで見えるほど。

ワインディングロードとしても最高!

これは、不動滝・・・だったかな?

とにかく、走りながらよい景色があると、ついつい写真を撮りたくなってしまいます。
でも、前が空いていると走りたい!この葛藤が続きます。

空を走っているような気分になる道ですね~。

この日は、車も少なくて快適!

こうやって展望台らしきところがあると、停まって撮影!

火山らしい山肌が見えてきました。硫黄の香りも。

遠くに見えるのは阿武隈川でしょうか。
もう霧もなく、すべて快晴です。
そして、蔵王の最高地点あたりにくると、蔵王ハイラインという有料道路があります。
ほんのちょっとの距離なのに370円もします。(笑)
でも、やっぱりそこに入ってしまいました。。。

蔵王ハイラインの終点には、お釜や刈田岳が。
雲に隠れながらも、絶景~。



25年前は、雲が多くて、ほとんど麓は見えませんでした。お釜がチラッと見えただけだったような。
今回は、充分に景色を堪能できました。
(つづく)