磐梯吾妻スカイラインを再び南下し、
県道との合流地点へ。
まだ、この時点で行き先を迷っていたのですが、
まずはこの土湯峠付近で温泉があったら入ろうと思い、
県道を東に走り出すと・・・
おや?温泉の看板が目の前に。
やや古ぼけた看板に「幕川温泉」と書いてあります。
ツーリングマップルには何も書いてありませんが、
ひとまずその看板が指し示す枝道に入ってみることにしました。
その枝道は非常に狭く、深い山の中をクネクネ続きます。
ほんとうに、まだ温泉あるのかな?
と不安になった頃、
ようやく建物が見えてきました。
建物が二つ。
なんとなく奥の建物に行ってみると、
「吉倉屋旅館」と書いてあり、日帰り入浴可となっていました。
しかも日本秘湯の会登録。

入ってみると、素朴な旅館で、料金も500円。
あとから気が付いたのですが、既にこの時点で日帰り入浴の終了時間を30分過ぎていたのですが、
何も言われずに入ることが出来ました。ありがとうございます。
ただ、内風呂と露天風呂が、建物の両端に離れ離れになっているため、
どちらも入ろうとすると、一旦服を着てから、移動するとの事。
ということで、迷わず露天風呂に直行!
入ってみると、ラッキーなことに誰もいない~
カメラを持って入らせていただきました。
脱衣所から、ちらりと・・・

おぉ~!露天風呂♪源泉♪

お湯は白く濁っていて、硫黄の香りが漂う、温泉らしい温泉です。
湯加減も最高~。

もちろん、源泉かけ流しです。

そらは澄み切った青空~。

いやいや・・・、北海道の温泉を思い出しますなぁ~。
温泉から上がると、既に時刻は4時過ぎ。

でも、もう温泉はクリアしたので、あとは猪苗代湖まで一直線しかない!
再び土湯峠に差し掛かると、
ちょうど夕陽が磐梯山の山頂にかかる頃で、
これまた撮影タイムとなりましたっ!忙しい!!


ほんとうに、磐梯山のてっぺんに夕陽があるのですよ~。

一面は、夕陽に照らされ、オレンジ色に輝いています~。

ということで国道115号を、磐梯山に向かって走ります。
夕陽は磐梯山の陰に隠れ、徐々に空は暗くなっていきます・・・。

猪苗代湖周辺までやってきた時は、だいぶ暗くなってきました。
その頃、晩御飯等の買出しをしようとおもい、コンビニを探すのですが、
コンビニが反対車線にしかない。
でも、猪苗代町付近では民家も多く、お店はこの先もたくさんあるだろうと思い、
そのまま猪苗代湖湖畔の国道49号を走ります。
が、なぜか肝心のコンビニが無い。
まったく、こういうときに限って~!
ほんとは、国道49号から、猪苗代湖沿いに南下したかったのですが、
そちらの方向は、ますますお店がなさそうだったので、
そのまま国道を走ります。
結局、10km以上先の、会津若松市街地に入るところで、ようやくコンビニを発見。
急いで晩御飯と、翌朝の朝食を買出しし、

再び国道49号を引き返しました。
途中、国道294号に入り、目的地を目指します。
目的地は、猪苗代湖の西側の湖畔にある、崎川浜水泳場。
崎川浜は、白鳥でも有名みたいで「白鳥が見られる崎川浜」という看板もあり、
真っ暗な中でしたが、迷わず無事、現地に到着することができました。
ただ、到着するちょっと前に、実はコンビニを発見しまして、愕然。。。

今回は、私の勘はおおハズレでしたね~。
この崎川浜水泳場は、ネットで無料の野営場としても紹介されていたのと、
翌朝に湖の上に昇る日の出を見たかったので選んだ場所です。
到着してみると、真っ暗で、何がどこにあるかサッパリ分かりません。
バイクのライトを頼りに松林の中を進み、
湖畔の砂浜に出たので、
バイクのライトをつけたまま、すぐにテントの設営を行いました。

ここまで真っ暗な状態でテント設営をするのは久しぶり~。
やっぱり、出来れば明るいうちにテントは張りたかったですね。
ひとまずテントを張り終えたので、すぐに晩御飯。
といっても、買ってきたおつまみを食べながらノンアルコールビールを飲み、
一息ついた後に、今度はカップラーメンという簡単なものです。

・・・今回、初めてこのセブンイレブンのちゃんぽんを食べたのですが、
いまいちだった・・・。(笑)
空には月も出ていなかったので、星がたくさん見えました。
こんなにくっきり見える天の川を見たのは久しぶり!

星が多すぎて、星座を見つけるのが難しいぐらいでした。
しかし、やっぱり寒い!
でも、寒いけど、外で星空を眺めたい!

ということで、持ってきた焚き火用バケツを、久々に使うことに。
松林から枝を拾ってきて、ちょっとだけ焚き火を楽しみました。

暖かい・・・。
やっぱり寒い時のキャンプに、焚き火は必要ですねぇ。。。
ついつい面倒臭がって省略しちゃうのですが、寒さには勝てない。(笑)
発泡酒というビールも飲み終わり、この日は夜8時に就寝となりました。
北海道のときと同じだ。(笑)
(つづく)