国道459号に出ると、桧原湖脇を通過し、
次なる有料道路、磐梯吾妻レークラインに入りました。
ここは、昔、走ったことがあると思っていたけど・・・
全く記憶が無い。(笑)
てっきり秋元湖湖畔を走る平坦な道だと思っていたら、
山の上を走る眺めの良い道路でした。
途中の小さいパーキングにて写真タイム。

桧原湖、小野川湖が見渡せます。

ズーム…

こちらは磐梯山。

先ほどとは、山の形が随分違いますね。
磐梯山は大爆発して、形がいびつになっちゃいましたからね。

紅葉とススキがいい感じ。

雪を被っているのは吾妻山方面でしょうか。

秋元湖も見えます。
先に進むと、中津川渓谷入り口にレストハウスがあり、入ってみると、
駐車場には溢れんばかりの車!隙間という隙間に車が止まっています。
こういうときは、バイクは楽です。。。


ずらっと並んだバイクの列。
みんな、いいバイク乗ってるなぁ~
あまりの人に、中津川渓谷に歩いていくのは断念。
でも、福島に観光客を呼び戻すために、今回の有料道路の無料措置が取られているわけで、
狙い通り、お客さんがたくさん集まって、そういう意味では良かったですね♪
頑張れ!福島!

レークラインが終わり、
国道115号を東に走り、
今度は最も走りたかった、磐梯吾妻スカイラインです。
この道は、10年ほど前に一度走ったことがあります。
でも、その時は逆方向。
今回は南からのアプローチです。
スカイラインという名前のとおり、かなり高い位置を走ります。

向かいの雪を被った山は、恐らく箕輪山や安達太良山だと思います。

もう、雪の季節は目の前ですな~。

そして、こっちの方向は磐梯山。

磐梯山は、さらに遠くなりました。
ところで、この磐梯吾妻スカイライン、
なんと、この翌日から冬季閉鎖のようでした。
ギリギリセーフっ!!





それを裏付けるように、更に標高が上がっていき、1500mを越えるようになると、
路肩に雪がチラホラ見えました。

1600m付近では、センターライン近くにまで雪が残っていて、
ちょっとヒヤッとしましたが、だからこそ、翌日からの冬季閉鎖になったのでしょうね。
そして、磐梯吾妻スカイラインといえば、浄土平。
山からは煙が立ち昇り、硫黄臭が漂う雰囲気は、なかなか好きです。
地元、鹿児島でも霧島にありますし、夏に行った北海道では登別にありました。
そして、この硫黄の野原を縫うように走る道が、また素晴らしい~!!

コーナーの向こうに福島が見えます。素晴らしい眺め!

いくつかのヘアピンカーブと、地熱地帯を横切る道。

山からは煙が立ち上ります。

この、空に飛び出すようなヘアピンカーブが、気持ちイイ!

一旦、この道を先に進みます。
火山性ガスのため、車の窓を閉めましょう!となっていますが、
バイクの場合はどうするの?(笑)
と思いつつ走ります。
当然、駐停車禁止なのですが、この景色を撮影したい!

ある程度先まで走って、安全なところで停止。
そうそう!
今回は、一つ、大きな忘れ物をしたのです。
それは、北海道で活躍した車載カメラ用のアダプタ。
ハンドルに取り付けるやつなのですが、これを忘れてしまい、
走行しながらの写真撮影が出来なかったのです。
でも、この景色だけは撮りたかったので、
スロー走行しながら、片手でカメラを持ち、再びUターンして撮影しました。
以下、連続写真です。




この看板は、火山性ガスのため駐停車禁止!


至る所に、火山性ガス危険!の文字が。




たまには横を。自分の影です。


危険地帯を抜け、福島を見下ろすヘアピンコーナーでパチリ。


ひととおり楽しんだ後、レストハウスに立ち寄り、トイレ休憩となりました。

そして、この後の計画を練ります。
すでに予定していた時間を過ぎてしまっていたので、
野営地をどうするか、悩みました。
この時期は日の入りが早いので、早めの野営が理想なのですが・・・。
しかも、温泉も入りたい。
ここから近い、岳温泉周辺の野営地ならば、温泉も入れるし、日の入り前に野営可能。
でも、ロケーションに不満が。
ほんとは、猪苗代湖の湖畔で野営したかったのです。
うーん、悩む。。。

でも悩んでいても時間が勿体無いので、とりあえず走り出しました。
ここでUターンして、来た道を戻るルートです。
(つづく)