豊浦から、道道97にて北上し、洞爺湖へ向います。

坂道を登ります。

坂を登りきると、平坦な個所に出て・・・


暫く走ると、目の前に羊蹄山♪

白い雲がまとわりついてますね~。
国道230号に出た後は南下し、
洞爺湖が一望できるサイロ展望台へ。

ん~っ!快晴の元の洞爺湖!


展望台にはたくさんの観光客です。

背後は羊蹄山~。

山の上にはウィンザーホテルが見えます。あの、サミットが行われた場所ですね。
再び国道を北上し、今度は洞爺湖畔に下ります。

道の駅「どうや水の駅」に。

穏やかな湖面です。

穏やかな景色ですね~。


ところで、ここで、お昼ご飯にパンを食べたくなりまして、
ツーリングマップルによると、この近くに美味しいパン屋さんがあると書いてあり、
付近を捜したのですが、無い!
道の駅のお店の人に聞いてみると、
ちょうど今、石焼釜の改修工事中で、閉店中なのだと。
残念・・・。

洞爺湖畔の道道578を反時計回りに回ります。

湖ギリギリを走る狭い道です。


ほんと、湖面のすぐ脇です。わき見運転に注意ですね!

しばらくご同輩の後ろを走りまして・・・
国道230号に合流し、洞爺湖温泉街を通過。
次の目的地は2000年に大噴火した火口群です。
温泉街から山に登っていくと、いきなり道が通行止めになっていて、
その近くに駐車場があります。
もっと奥には有料駐車場があって、火口跡近くまでいけるようですが、
無料駐車場のほうにしました。(笑)
その駐車場から歩いていくと、
道が通行止めになっている理由が分かりました。

遠くから見ると変わった様子もなかったのですが、
よく見ると、道路は途中で水没しており、
両脇の建物も人が入らない廃墟となっています。

元々は、この道は噴火湾に抜ける国道だったのですが、
この先で噴火が始まり、新しい火山が出来たことによって山が隆起し、
下り坂だった道が上り坂になったのです。
それで、凹みに水が溜まり、池が出来てしまったようです。
別の道を歩いて先に進みます。

この道路も本当は下っていたはずなのに上り坂。
そして道路はシワシワに歪んでます。

丘の上に出ると・・・

非常によい眺め。
噴火湾が見渡せます~。後ろには洞爺湖と羊蹄山。
しかし、周囲にはまだ白い蒸気が立ち上る地熱地帯なのです。

そして火口がいくつもあります。

こんな標識と電柱が残っています。

この辺りにも、ほんとは道路があったはずなのですが、たくさんの火口があります!

ところどころに、こんな解説看板があって、たいへん勉強になりました。

当時のことは、ニュースで見てましたが、こんなに凄かったのですね。

このように当時の破壊された建物が残っています。
これは・・・たしかお菓子工場だったような。(笑)
しかし、大自然の力には圧倒されますね。
ここに来るまで、あまり注目していなかったのですが、
ここはぜひ見てもらいたい場所です。
自然の凄さをぜひ、多くの人に感じてほしいですね。
(つづく)