今日は、久々のビオトープでの作業を行いました。
といっても、自然の会の活動ではなく、単独の作業です。
自然の会の活動を2回も休んでしまったので、その代わりと言っては何ですが、
何かやりたかったので。
ビオトープは、夏真っ盛りで雑草が凄いことになっています。

もう、どこから手を付けて良いか分からない状態ですが、
まずは歩道にはみ出した草と、歩道わきの草を刈ることにしました。

こんな感じで、主に葛が歩道にはみ出すぐらい繁殖しています。

この辺りは湿性植物の地帯なのですが、その上から葛が。
では早速作業開始!
といっても、今回は単独なので、手作業です。鎌しかありません。
少しずつ刈っていきます。


なかなか手ごわいです。途中、アシナガバチの巣があって、ハチに睨まれました。

湿性植物の箇所は、元々あるものはなるべく残し、周囲の雑草を刈ります。
そしたらなんと!こんなものを見つけました!!

カニです!!
まさか、ここにカニがいるとは!!
沢ガニ等、川にいるカニは、水が綺麗な場所でないと住めないので、
良い環境かどうかを示す指標になっているそうです。
だから嬉しい!以前から、カニが住めるようになるいいな~と思っていたんです。

この斜面の下の部分は、水が染みだしている場所で、この夏の渇水期でも充分湿っています。
そこに、このカニがいたんです。

分かりにくいですが、真ん中に小さいカニがいます。(土色なので分かりにくいですが)
良く見たら、こんな小さいカニがあたりにたくさんいました。
すごーい!やったね!


一通り刈り終えて、山積みになった草。これの移動がまた大変でした。(笑)
でも草も片づけて、やっときれいさっぱり!




水が染みだしている場所は、こんな感じで充分湿っています。
湿性植物の種類がもっと増えるといいな。

ビオトープに流れ込む雨水管です。
渇水期のこの時期でも、湧水からの供給があるためか、ほんの僅かですが水が流れています。
ビオトープ池への水の流入は、せせらぎからの水が無くなったので、ここと、
あともう一か所だけ。
夏の間の貴重な水の流入源です。

この水が途絶えると、ビオトープ池の水質は悪化するでしょう。
特に夏場は。
だから、この水の水質が悪くなるとマズイ。
雨水管なので、めぐみ野団地の雨水が入ってきますからね。気を付けないと。
でも、今日はひと雨あるかもという予報。
ちょっと降ってほしいなぁ。
