月曜日は、せっかくの平日休みなので、普段は出来ないことをやってました。
それは市役所訪問です。
公園アドプト登録しましたが、その間一度も市役所の担当の方とお会いする機会が無く、
行政がどのような考えを持っているのか、
保全に関する行政が持っている情報、
といったことを聞き出す機会が欲しかったのです。
直接担当者に顔合わせしておけば、今後無理も聞いてくれるだろう、という魂胆もありますが。(笑)
めぐみ野自然の会で活動範囲としたい対象は、行政上は様々な部課に担当が分かれます。
公園課、水環境整備課、道路事業部管理課、環境保全課など。
そこで、公園課をまず訪ね、そこで関連部署を紹介してもらい、目的の部署と話をすることが出来ました。
ちなみに、各部署の管轄は次のようになっています。
・公園課
由木めぐみ野公園と、めぐみ野緑地を管轄としています。
めぐみ野緑地は、由木めぐみ野住宅街の南側に広がる尾根伝いの雑木林部分です。
・水環境整備課
せせらぎ緑道の水路(せせらぎ)部分の管轄です。
「水路」を管理している部署です。
せせらぎ及び並行して流れる埋設水路(緑道の下に埋め込まれている土管)が対象になります。
・道路事業部管理課
せせらぎ緑道の歩道部分の管轄です。
車道、歩道を管理している部署です。
せせらぎと並行する歩道部分が対象になります。歩道には、植え込みやベンチなどもありますが、恐らくこれも管轄になるのでしょうね。
今回は、公園課と水環境整備課の二箇所でお話が聞けました。
まず、公園課で分かったこと。
それは、市役所側に明確な緑地保全の方針やポリシーは無い、ということです。
(由木めぐみ野公園に関して、です)
でもね、これは仕方の無いことだと思うのですよね。
市が自ら関与した公園や緑地ならともかく、
私が活動している公園や緑地は、元々旧住宅都市整備公団が開発した住宅街の中にあり、
その公園や緑地も公団が整備したものなのです。
それが公団撤退と共に市に移管されました。
公団には最初の方針はあったのだと思います。
でも、それは移管される中でうやむやになったようです。
市の中では、小さい普通の公園ですし、これもまた仕方の無いことだと思います。
逆に、これはこれで、私としてはチャンスでもあります。
何の方針も無いということなので、市民の側から積極的に「こうしましょう!」と言えるということです。
そもそも、私はそれを確認したかったので、狙い通りの回答に、私としては満足です。(笑)
それから水環境整備課。
こちらには、せせらぎの水枯れ問題に関して、あるお願いをしました。
水枯れを改善させる目的で、せせらぎに至る水の経路(土管)を知りたい。
せせらぎと並行して走る埋設水路の経路が知りたい。
これは、本来はせせらぎに行く水が、埋設水路に流れ込んでしまっているのではないか、という疑問のためです。
後日回答が頂けるということで、回答待ちです。
ところで、どちらの部署の方も、非常に丁寧な対応で、好感が持てるものでした。
縦割り行政とか、お役所仕事と、何かと批判されることが多いですが、
一緒に協力していければいいなと思いました。