紀伊半島ツーリング(2) | タケシのありのまま日記

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旧名から変更しました。

鳥羽を起点とした今回のルート図です。
 
さて、鳥羽に到着したところから続きます。
 
 
鳥羽港に降り立ったのは14:00。
 
ここに来たのは21年ぶり、通算3回目です。
 
前回は大学生の頃、北海道から東京を経由して実家の鹿児島までツーリングした時。
 
あの時も渥美半島から伊勢湾を渡って鳥羽に来て、
 
そしてそこから志摩半島をぐるっと回って、紀伊半島を海岸沿いに走りました。
 
もう、ほとんど記憶も残っていませんでしたが、
 
港を出たところの国道の雰囲気は、なんとなく覚えてたなぁ。
 
国道から伊勢市方面に向かう県道に入り、向かったのは伊勢神宮。
 
 
伊勢神宮は、外宮と内宮の二つがあって、外宮からお参りするのが慣わしなので、まず外宮へ。
 
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この外宮、実は22年前に一度来たことがあります。
 
あの時は、鳥羽の港から鈴鹿サーキットに向かう途中で立ち寄りました。イメージ 2
 
 
もう全然覚えてないと思ったら、
 
外宮の駐車場を見て、記憶が蘇りまし
 
たね~。
 
まだ、あの頃は20歳そこそこの、
 
ピチピチのギャル・・・
 
じゃなくて若造でした。
 
あの頃とは全く違う心境で、
 
外宮をお参りすることが出来ました。
 
イメージ 11
 
癒されます。
 
イメージ 12
やっぱり、
 
若造にはわからんだろうなぁ~。
 
 
 
 
 
 
 
外宮でのお参りが終わった頃、
 
ついに雨が降り出しました。
 
最初ポツポツだったのが、
 
徐々に本降りに。
 
覚悟を決めてレインウェアで固めます。
 
 
再びバイクに跨り、次は内宮へ。
 
外宮と内宮は、距離も僅かで、10分ぐらいです。
 
が、走り出してすぐに、雨は土砂降りになりました。雨
 
おぉ~、伊勢神宮が歓迎してくれているのか!?
 
 
内宮に到着すると、駐車場は長蛇の列。
 
そこに並ぼうとすると、係りの人が来て、「バイクは、もっと先まで行けるよ!」と。
 
それに従って進入禁止の看板を見てみると「二輪を除く」とある。ラッキー!
 
そのまま先に進み、内宮の鳥居の前の駐輪場に停めることが出来ました。イメージ 13
 
しかも、ここは無料。
 
さっきの駐車場は有料でした。
 
バイクでよかった!!
 
と思う瞬間ですね。
 
まっ、ほとんどいつもバイクで
 
よかった!って思ってますけどね。(笑)
 
 
 
 
 
イメージ 14内宮は初めてでしたが、
 
外宮とは全く違いますね。
 
鳥居の先にある、五十鈴川が、
 
また素晴らしい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
川と言えば、自然の雄大さを感じることがイメージ 15
 
多いですが、
 
この五十鈴川は、それとは全く違う神聖さ
 
を感じさせます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして川の向こうに、また厳かな雰囲気の杜が広がっています。
 
イメージ 16
 
やっぱり、こういう神聖な場所は、
 
一人で静かに訪ねるのがいいですね。
 
大勢で来ると、
 
そこまでの感動は得られないような気が
 
します。
 
 
 
 
 
イメージ 3
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
伊勢神宮の参拝を全て済ませると、今度は一路、西に向かいます。
 
紀伊半島の山奥に入っていくわけです。
 
が、既に時間は16:00過ぎ。
 
寝床探しも兼ねながらの移動です。
 
宮川沿いに、県道22号線、38号線を走り、
 
国道42号線を少しだけ走って、
 
国道368号線に入り、再び西へ。
 

今日の寝床は、川原かなぁ~。
 
でも、シトシト降り続ける雨の中、できれば川原は避けたい。
 
増水の危険性もありますが、
 
雨を凌ぐ場所があまり無いですし。
 
それに川原は、石ころが多くて寝心地が悪いという欠点もあり、いつも最後の手段となっています。
 
こんな時の候補は、道の駅です。
 
観光バスがたくさん止まるようなデカイ道の駅ではなく、
 
田舎の、こじんまりとした道の駅が狙い目。
 
人が少なく、隅っこを借りれる可能性が高い場所です。
 
 
そんな中で見つけたのが、茶倉駅。
 
立ち寄ってみると、国道から坂を上った高い位置にあり、イメージ 4
 
駐車場もコンパクトで、
 
車もほとんど停まっていない。
 
売店も営業しているけど、
 
もう帰り支度をしている雰囲気。ハート
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 5駐車場から階段を登らなければなりま
 
せんが、丘の上には屋根のある休憩所
 
もあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 6そして、その場所からの眺めが、また最高。
 
眼下には川(櫛田川)が流れ、
 
轟々と水の流れる音が。
 
対岸には公園らしきものがあり、
 
そこにはつり橋がかかっていました。
 
 
 
 
 
 
イメージ 7
 
こちらの道の駅と、対岸の公園を結ぶ
 
つり橋です。
 
渡ってみると、けっこう立派な橋!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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渡った先から見たところ。
 
つまり対岸側が道の駅になります。
 
よく、こんな断崖に作ったな~。
 
ちなみに、こちら側の公園らしきところですが、
 
キャンプ場でした。
 
まだ営業しておらず、誰もいませんでした。
 
いい感じのキャンプ場でした。
 
 
イメージ 9
 
暗くなってきたので、
 
おもむろにテントを張りました。。。
ずっと雨が降り続いていましたので、
 
屋根があると大助かりです。
 
テントは1/3ほどしか屋根の下に入りません
 
でしたが、それでもこれだけの前室があれば、
 
言うことないです。
 
 
イメージ 10
なんだか散らかってますが・・・
 
晩御飯タイムです。
 
雨も降っていましたし、私がここに到着して
 
から、この場所に来た人はゼロ。
 
駐車場には、何台か車が入ってきましたが、
 
トイレだけ借りて、さっさと出て行ってしま
 
いました。
 
なので心おきなく、この場所を使わせて
 
いただきました~。
 
いやはや、まったくありがたいことです。これだから、ローカル道の駅は捨てがたいですね!
 
 
ということで、この日は21時前には就寝。旅の夜は早いです。
 
つづく