2011夏のツーリング4 | タケシのありのまま日記

タケシのありのまま日記

旧名から変更しました。

8/12。この日が最後のボランティアです。
 
翌日からボランティアセンターがお盆休みになるため、
 
他のボランティアのみなさんも、ほとんどが一旦この地を離れることになります。
 
イメージ 1
 
ボランティアセンターの受付では、
 
氏名などを記入し、腕章と氏名を書いたガムテープを受け取ります。
 
そして、スタッフから呼び出され、行き先が決まります。
 
普段は、どこに行くのか、誰と一緒になるのか分からないのですが、
 
この日は、テント村メンバーで一緒に受付を行い、
 
チームテント村として活動を行いました。
 

この日の行き先は、また新しい家ではありましたが、
 
また壁剥がしと床剥がし、そして床下泥だしという内容でした。
 
作業内容は昨日と同じですが、家の構造が、昨日は在来工法だったのに対し、
 
今回は2×4だったので、また違った難しさがありました。
 
壁は石膏ボードの裏にベニヤがあり断熱材まで届きませんでしたが、
 
床は分厚いパネルが邪魔をしたものの、なんとか穴をあけ、剥がすのに成功し、
 
床下の泥だしが出来ました。
 
最後、石灰をまいて消毒まで終了。
 
ただ、とても全ての部屋までは手が回らず、これも後日、別のチームに託すこととなりました。
 

今回はテント村メンバーと一緒でしたが、
 
みなさん活動歴が長く、もうスペシャリストと呼べるものでした。
 
技術は専門の職人さんには敵いませんが、ボランティアにできることを精一杯やる、
 
という姿勢を強く感じました。
 
何かを壊すにしても丁寧に。
 
やりっぱなしではなく後片付けや掃除も丁寧に。
 
依頼主さんにとっては、自分の家が傷つけられるのを見るのは辛いはず、
 
だから丁寧に壊すんです。
 
というメンバの一言は、印象に残りました。
 

また、今回は地元FMラジオの取材も入っていて、
 
依頼主さんへのインタビューも行われました。
 
依頼主さんのご夫婦(おそらく私と同世代)は、共に教師という立場から、
 
支援側に回る事が多く、自分たちの家の面倒を見る時間が限られていました。
 
二人で合間を見て家の片付けをやっていましたが、終わる事のない果てしない作業に思え、
 
二人黙々と、沈痛な気分で片づけていました。
 
それが、今回ボランティアが入り、精一杯作業をやりながらも、
 
みんなで和気あいあいと楽しそうにやっている姿を見て、
 
明るく前向きにならなきゃ、と感じました・・・
 
ということでした。
 
 
そう、ボランティアの皆さんって、まじめだけど、明るいんです。
 
常にギャグを忘れない。
 
そして排他的じゃないという印象も受けました。
 
特にテント村の人たちは、それぞれが単独で集まった人たちなので、
 
そう思うんでしょうね。
 
イメージ 2
 
チームテント村です。

この日は、この後みんなで近くの温泉に行き、これまでの疲れを癒しました。
 
そしてテント村近くの食堂で宴会となり、楽しい夜を過ごしました。
 
つづく。
 
P.S.
地元の災害復興用FMラジオで紹介されました~。