ご無沙汰しております。

たっぷり5日休みました。

遠隔操作でサロンの留守電聞きましたが、
1件も入っていませんでした(T_T)


祖父の葬儀やそれにまつわる人々の関わりの中で
人が誰かを思いやることの尊さに
たくさん触れることが出来ました。


みんな相手を思いやるからこそ言葉にしない、
また出来ない思いをいっぱい抱えていて、
気遣う言葉や行動でそれを表現していました。


今、胸がいっぱいで苦しいくらい優しさが満ちています。


おじいちゃんが遺してくれたものなので、
無くさず大切にしていけるように
ここに記しておきたいと思います。



こうやって得たことも仕事に生かそう、
と思ってる私は仕事人間?
おじいちゃんが死んだから、
あと2日の実習を後日に延期してもらう事になった。

最短でも3日間はサロンに戻れない。


生きているおじいちゃんに会えなかった事は
そんなに悔やまれない。

あの時覚悟してなかったら
後悔していたかもしれないけど。


今から田舎に帰って、いろいろ
見たり聞いたり、考えたり感じたり
してこようと思います。
実習日記に嬉しいこと書いてあった。

『プリンセスサロンに来られるのは
いいお客様ばっかりで、
それはプリンセスさんが
お客様が満足出来るような接客をしているからだと
思いました。』



今日話してたら、
エステティシャンになるのが
怖いと言ってました。

理由を聞いたら、

ちゃんとした知識や技術がないと
ダメだと分かったから、
今のうちにもっと勉強しておかないと
と思って、
考えることがたくさんなので
どうしよう…

という感じだそうです。


憧れるなぁ、早くなりたいなぁ
って思ってもらえるかと思ってたけど、
逆にビビらせてしまってたみたい。

お客様に対して気をつけなあかん事ばかり
しゃべり過ぎて、この仕事の素晴らしさとか
楽しさについて話すのが少なかったんです…。

でもあと2日残ってるし、
なんとか楽しみになってもらえるように
難しくない事もしゃべっていきます!



今日びっくりした事。

何も言わないのに床を雑巾かけしてくれてました。

私が前日に軽く拭き掃除してたのを
見ていたんだと思いました。

感心感心。
心がモヤモヤして落ち着かなくて、
頭は痛いし腸は張るしで、
これは完璧にストレスで体がおかしくなっているな…。
と考えはじめた。

今気になっている事はおじいちゃんの事。
それとあと3日となった実習の事。

一刻も早くおじいちゃんの所に行きたいけど、
実習が終わってから…って思っていて
でもそれってあまりにも冷たいんじゃないか、
全てを放り出してもすぐに駆けつけるのが
愛なんじゃないか、
結局私がおじいちゃんおじいちゃんって言ってるのは
本当は偽善で、愛ではないんじゃないか、
でも愛を示すって頭で考えて行ったら
それこそ偽善になってしまうし、
じゃあなんで行かないのか、
おじいちゃんに会って平気でいられるかが不安なのか
おじいちゃんがこんな姿見せたくないって言ってたからなのか、
仕事の方が大事なのか、
本当は面倒くさいからあれこれ理由付けて
言い訳してるだけなのか、


・・・・・・・・・・・






ってぐるぐるぐるぐる頭の中を回っていて
それがストレスなんだって分かった。

そこで思い出した。

自分がやった行動で後悔しない方法、
「覚悟することと、
今出来ることを最大限やること」


私は実習を最後まで、責任を持って
やり遂げたいと思っている。
だから、あと3日は一生懸命実習の事を考えて、
終わったら翌日はおじいちゃんの所に行く。

そう決めた。

決めたからには、もう迷わない。

両方とも絶対後悔しない。中途半端な事はしない。


でも、おじいちゃんの事を心でいつも祈っていよう。

今から手紙書いて朝一で出す。
サロン新聞のネタが思いつきません。
今週中に仕上げて、
実習ラストの日に一緒にビラ配りしようと
思っているに…。

今回は一部実習生に記事を書いてもらいました。

その部分だけ綺麗に仕上がっています。

あたし、しっかりしなきゃ。
なんか、リアクションの薄い子なんで、
響いてるかなあ、って思いつつも、
何か伝わっていると信じてやってます。


今日なんとなく冗談で、
「実習終わっても手伝いに来てくれる?」
って聞いたら
「来たいです。」って。

社交辞令でも嬉しかった。

ピーターパンが好きで大人になりたくない女の子。


残す所あと4日。
おじいちゃん、やっぱり
長くはないみたい。

会いに行かないと。


苦しいんだって。
辛いなぁ。
2月。

超暇です。

ここ1週間くらい、予約のメールも電話も
ありません。

みんな何してるのかな??

まぁ、おかげで実習生との
濃い~毎日を過ごしつつ、
普段出来なくて溜まっていた雑務が
片付いていってます。


3月は行事ごと多くて
休みの日が多いので、
稼いでおきたいのだけど、
今の所、難しそうです。
目の前にいるのは10年前の私。

知らない事多いね。

今もまだまだ無知な方だと思ってるんだけど、
10年前よりは確実に経験も知識もあるんだって事に
気付いた。

それに、彼女は「お金が無い」という理由で
やりたい事を制限されてる。

安物のドラッグコスメ使ってメイクの勉強したり
寒いのにニットも持ってないなんて。

今の私も全然お金無いけど、
彼女よりはたくさん物を持っているんだよね。


化粧品あげようかな、とか
ランチ連れてってあげようかな、とか
頭にそんな事ばかり浮かんでくる自分に
少しうんざりする。


若いって事は引き出しが空っぽな代わりに
これから何でも好きなものを入れる事ができるのに。

やって「あげたい」とかほんまに傲慢だよね。
毎日『実習日記』なるものを書いて持ってきてくれるのだが、
これが面白い。

私がした色んな話の中で、
どんな事がどんな風に彼女に届いているかが分かる。

2日目にした話では、
「お客様の悪口を言う事は
自分自身を悪く言っているのと同じ」

つまり、原因はお客様じゃなくて
自分にあると思え、という話が
心に残ったそう。



今日はフェイシャルを体験してもらった。

ニキビがひどく、コンシーラーやコントロールカラーを
駆使して毎日40分かけて化粧しているという彼女。

せめて原因だけでも伝えてあげたいなと思って。

終わってから、ニキビができる原因と
対策法を説明したら熱心に聞いていた。

聞く姿勢はすごく素直。

合成界面活性剤の事とかかなり突っ込んだ話もして
混乱させてしまったのでは、と少し心配。

まぁでも、10日間で私の考えを出来る限り
伝えて、その中の1%でも届けば
いいんじゃないかな。