シェーンベルク・シリーズ「抽象と色彩のコンポジション」Ⅲ終演🎨(2025.07.22)
3年にわたるシェーンベルク・シリーズを完走しました。
とてもとても、幸運な経験でした。
今後も細〜〜く長く、演奏や評論で関わってゆくことになる作曲家だと感じています。

シェーンベルク自身が綴っていた
「時代をこえたら自分の音楽も認められるだろうか」
という想いとともに
「自分はただ、人々が夢を見る、その温もりをこわさないように音を記したい」
という言葉が、頭を離れることはありませんでした。
🎨意義深い企画を貫いてくださった主催の大久保さん
🎨お聴きくださいました皆さま
🎨3回ともに新曲を提供してくれた作曲家の石川くん(いずれも発売を促しております🎼)
🎨発音から切れ際までていねいに音を作ってくれた調律師の村上さん、水島さん
🎨スタッフをしてくださった若き演奏家の皆さま
🎨応援いただきました皆さま
本当にありがとうございました。

私はカンディンスキーの抽象画が大好きなのですが(パリの書店で見かけたときは、あまりの色の生命力に立ち尽くしてしまったほど)、シェーンベルクを取り上げることになって真っ先に、このふたりの交流と理念に光を当てたいと思いました☺️
どの一隅にも、かけがえのない命がある。
その、微かな声をも見逃さないような目の向け方が好きでした。
(↑パリでのカレンダーもカンディンスキー
)
Ⅰでは作曲家の交流の橋渡し的なストラヴィンスキー、
Ⅱではバッハ、
Ⅲでは同世代のラヴェルを置き、どのような面が見えてくるか、私自身が実験をさせてもらいました。
シェーンベルクを初めて聴いた生演奏は、高校生のときでした。
隅々まで澄み切って美しいマウリツィオ・ポリーニを。
好んで聴いたのは「うた」がどこからとなく沸き起こるグレン・グールド。
「だれもが弾く曲なんだな」と思っていたら、世間的にはそうでもなかったみたいです。
学生さんたちには、いろいろな学びも、いろいろな「あそび」も、たくさんたくさん物おじせずにトライしてみてほしいです。
主催の大久保さんには、来年からはまた新たなシリーズ(ドビュッシーをどうにかする会)にてお世話になります。
これからもまた、深く深く、考え、迷い、問い続けてゆけたらと思います。
引き続き応援いただけましたら幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
