毎度ご来店いただきありがとうございます。
例年なら2月が一番寒い時期のはずですが今年はなんだか正月をピークにどんどん春に向かっている気がします。
まぁ、まだこれからどうなるかわかりませんけど、あまり雪が降らないで寒くならない方が良いですね(笑)
さて、これを書いているのは1月末なのですが、すごく気になるニュースが埼玉の道路陥没です。
陥没した穴に転落したトラックの運転手さんはこれを書いている時点でまだ救助されていません。
最初それほど大きくなかった穴がニュースで見ているうちにどんどん大きくなり、深さも増しているように思います。
最初、トラックの荷台部分は見えていましたのでここまで救助が難航するとは思いませんでしたし、すぐに引き上げられると思っていました。
多くの方が同じように見ていたと思います。
そもそもこの道路崩落は老朽化して破損した下水管に地下の土が少しずつ流れ込み、下水と一緒に流されて地中に空洞ができたのが原因だとか。
崩落した穴の中を見ると、地上からは想像できないような雨水管やガス管など多くのものが存在しています。
地上ではアスファルト舗装された道路にしか見えませんがその下にもいろんなものが埋設されているのですね。
そして下水管なのか雨水管なのかわかりませんが水がじゃんじゃん出ているのに、その水が溜まって池のようになるわけでも無いのが不思議です。
更に地中に染み込んで行っているのでしょうか?
ただ、道路を舗装した時点ではあったはずの土砂があれだけ多くの量どこかに無くなってしまっているから穴になるわけで、そういった危険が地下に隠れているのが全国いろんなところに存在しているのでしょう。
調べてみると、2022年度の1年間で下水管を起因とする道路陥没件数は約2600件もあったそうです。
もちろん今回のような大規模なものは稀なケースなのでしょうが、とは言えそんな危険がどこの地下に隠れているか見えないっていうのが大きな問題ですよね。
今回の大規模崩落は人命がかかっている事もあり救助活動の妨げにならないよう出来るだけ水を流さないようにするため周辺市町120万人に排水を少なくするよう協力が求められていると。
風呂や洗濯はできるだけ控えてもトイレはどうしようもないですし、1日2日ならなんとかなっても3日4日となると生活は厳しくなります。
更に地中の光ケーブルも切断されたらしく電話やインターネットも使えない状況だということで、周辺の一般市民の皆さんも厳しい状況下での生活を余儀なくされています。
もしもの話ですが私の立場に置き換えて考えてみるとラーメン屋が水を流せないとなると営業できなくなってしまいます。
もちろん人命がかかっている事ですからもしそうなったら営業しないと思いますが、それがいつまで続くのか…って事になるといろいろむずかしい問題が出てきますよね。
いずれにせよ当初は会話ができていたという転落したトラックの運転手さんのできるだけ早い救出を願います。
それと同時に水道管も下水管も今後老朽化はどんどん顕著になっていく訳ですから事故の再発防止に向けて早急な点検調査と対策が必要です。
八戸のような田舎では地下にこれほどまでにいろいろなものが埋設されているという事は無いとは思いますが、いつどこで起こるかわからないのは間違いないですし。
さて、先月はスタッフの発熱が重なったりで臨時休業がありましたが、皆様もインフルもかなり流行っているみたいですし風邪などひかぬよう健康管理には十分お気をつけください。by店長きむら