毎度ご来店いただきありがとうございます。
今月はいよいよ新紙幣発行です。
報道等でご存じの方も多いかと思いますが、自販機なども新紙幣対応が間に合っておらず、既に対応が完了しているのは全体の３割だとか…
一部では新紙幣と交換するための旧紙幣を確保するべく溜め込む動きも出ているとか。
当店でも今年に入ってすぐのあたりから動いて、現在使用している券売機の部品交換で対応する予定が直前になって「券売機自体が１０年以上経過した古いものなので部品交換での対応は出来ない」と言われ、券売機自体を買い替える必要に迫られましたが時すでに遅し…
今現在はどこのメーカーも生産が追いつかず納期未定で１年以上待ちとの話も出ています。
もちろん既に対応が完了している店舗さんもあると思いますが、当店はまだしばらくの間は旧紙幣と交換で対応するほかありません。
新しい券売機は現在のところ納期未定での予約という形になっていますのでまったく目処が立たない状況です。
お客様にはご不便をおかけして大変申し訳ありませんが、暫くの間は出来るだけ旧札のご利用をお願いいたします。
レジ会計にすればなんの問題も無いのですが、人手不足の対応のために券売機を導入したのが１０数年前…あの頃より人手が足りない現在、レジ会計に戻すのはどう考えても無理な話でして、お客様にはご理解いただくほかありません。
さて、どこも人手不足が深刻な昨今ですが、先日久しぶりに回転寿司に行ったんです。
そしたらすごいのね！入店したらタッチパネルに人数などを入力して待っていると機械に呼ばれて案内された番号の席に行くとタブレット端末で注文して食べてお腹いっぱいになったら端末に会計お願いして、バーコードの付いた席番号票持ってレジに行ってセルフレジで会計して帰るというシステム。
…ってか、お店の人に一度も会っていないしもちろん会話もしていない。
なんていうのかな…もはや回転してないし座席のある寿司自販機みたいな感じかな？
今やそれが普通なのかもしれませんが、大手の業者さんではできる限り機械化することにより省力化を図っているのだろうな…ってすごく考えさせられました。
そういった機械を導入するにはものすごい設備投資が必要になると思うのですが、最近は居酒屋さんなどでも見るようになった配膳ロボットなどもそうですが多額の費用がかかりますが補助金や助成金もあるようなのでそういったものを利用して人手不足を補っているのだろう…。いや、そうせざるを得ないのだろう…。という事は世の中は俺が思っている以上に深刻な人手不足が既に蔓延しているって事なんだろうな…って。
遅ればせながら、人手不足が本当に深刻な当店においても省力化を図るべく今月から順次メニューのスリム化を実施する事としました。
絶対的に人の手が必要なのにそれが間に合わないのですから仕方ありません。
元々、メニューが多すぎるのは言われていましたが、サイドメニューのご飯物はちびちゃーはんとネギ丼を除いて仕込みした在庫がなくなり次第終了とさせていただきます。
人気メニューだった手作り餃子も大変心苦しいのですが在庫がなくなり次第終了とさせていただきます。
餡を作って皮を作ってそれを包んで…という絶対に人の手と時間が必要な作業なのでご理解くださいますようお願い致します。
更に先月の通信にも書いていましたが値札等準備が出来次第値上げをお願いする事となりました。
お願いばかりで大変申し訳ありませんが頑張りますのでご理解ください
ｂｙ店長きむら