のすけ通信 2023 11月 Vol.154 |   らーめんふぁくとりーのすけのブログ的なこと

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   ~いっしょうけんめいやってるんですけど~

毎度ご来店いただきありがとうございます。

 

早いもので今年もあと2ヶ月しかありません。

 

暑い暑い夏が去ったと思ったら秋が短くてあっという間に冬が来る感じがしませんか?なんだかここ数年そんな感じがしています。

 

さて、今回はちょっと気になる話題を。

 

10月に突然出てきた話で旧三春屋再開発の件。

 

正直、どうかと思いますけどね?

 

私も含め、うちのお客様は中心街で働いている、または住んでいるという方が多いですから気になるところではあります。

 

なんでも来年4月に東北最大級のインドア型テーマパークを開業するのだとか。

 

説明会開催などのポスターが貼られてはいましたがその東京の事業開発会社AEM(アエマ)がネット検索しても出てこない。

 

なんだか怪しいな…と思っていたらやはり、今回の企画のためにやまきが立ち上げた新会社らしいですね。

 

コロナ前、三春屋5階に会員制ラグジュアリーサロンをオープンするという計画の時と同じです。

 

株式会社LSSP(ラグジュアリーサロンスタジオパーク)という新会社を設立して、それが会員制サロンを運営するという話でした。

 

今回は三春屋1階にアジア各国の料理が楽しめる飲食店を中心に100店舗以上の出店と音楽やダンスなどのイベントステージも設置するのだとか。

 

そのために8億円を投じて内装などのリニューアルを行い出店者は0円で開業できるのだそうですよ!いい話ですね~(笑)

 

実際、ラグジュアリーサロンの話の時は私も三春屋の中にいましたし、しかも問題の5階ですから非常に気になっていましたが、当時三春屋の幹部の方に聞いてもLSSPという会社でやることなので詳しいことは本当にわからないのだよ…と言われていました。

 

その後もそのLSSPからの説明は何も無いままパンフレットが出来て図面を見ると5階エレベーターから防音隔壁で仕切られた通路を奥まで行ったところにのすけがそのままある状態。

 

「え?トイレは?ぐるっとまわって4階まで降りないとならないの?」

 

三春屋幹部の方に聞いても

 

「わからない…」

 

そうこうしているうちにコロナ禍になり、サロン計画は一時中断。

 

本屋さんやゲームセンターがあった広大なスペースはただのがらんとした空きスペースとなり、その後突然三春屋閉店の発表。

 

私たちテナントも従業員さんもやまきに翻弄され、そして十分な補償も無いまま退去、退職を余儀なくされました。

 

コロナ禍という空前の事態を理由にすれば簡単ですが、これが犯罪ではない行為だとしても確実に被害者はいますし私もその一人です。

 

実際、コロナで大変だったのは三春屋だけじゃないし、どこも一緒です。

 

それなのにいきなり閉店を発表して出て行けと言われ、やまき三春屋はお金がないから補償は出来ないと言う。

 

もちろん私はそれに同意は出来ないと伝えましたが、その後補償問題に関して裁判を起こすための弁護士費用も無いのでそのままになっている現状です。

 

ただ今回インドア型テーマパークをやる会社はやまき三春屋ではないアエマという会社だから巨額の資金を投入して新規出店者を募る。

 

しかもタダで開業できる。

 

…どうなんですかね?なんかおかしくないですか(笑)

 

もちろんこの企画がうまくいくとは思いませんし、あと半年でオープン予定など計画に無理があるのは誰でも解ると思います。

 

もちろん、旧三春屋の建物には何らかの形でまた活気を取り戻して欲しいとは思いますが、それじゃないですよね。

 

ビルの運営コストなどはわかりませんが、例えば映画館と図書館とホームセンターとスーパーが入るならアリな気はしますが…。

 

by店長きむら