印度旅行記2回目 その④「イベント出演」 | 椎名令 the ROCKSTAR KILLER !

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HafH

 

 

さて、今回の渡印の一番の目的は
イベント出演でした。

 

 

「日本をインドに紹介する」という名目で
相撲やモダンアレンジ日本舞踊、和太鼓、
インドのコスプレイヤー、楽器演奏に加えて
我々日本のボリウッドダンスチームが
それぞれ出し物をやる
「コンニチワジャパン」というイベントが
催されまして。

 

 

前回インドに行った時も出たイベントで、
私個人は2回目の出演でした。

前回とは変わって今回会場になったのは
デリーで2番目に大きいと言われる
巨大ショッピングモールDLFアベニュー。

 

 

DLFアベニューがあるエリアは
IT企業や外国の企業のオフィスも多い
デリーから1時間ほどの距離にある
グルガオン(グルグラム)という街。
新興富裕層向け開発地帯です。

 

 

最近建てられたビルや施設も多くて
綺麗で小洒落風なお店も多いけど
まだまだ建築中な部分も多く、
インフラは整備してない所が大半で
道路脇は相変わらずガタガタだし交差点も少なく、
デリーほどには混んでないものの
道を渡るのに怖い思いをします。

で、宿泊したホテルがまさに
周囲が露骨に建築途中というか
これから色々作ります!みたいな
舗装されてない泥道に囲まれてて
人懐こい野良わんこがうろうろしてました。
エンジェルトランペットによく似てて
でもちょっと違う謎の木の花の香りが
ずっと漂っていて。

公共交通機関と歩きだけで移動できなくて
メトロの駅からリキシャーに乗らないと
目的地に行けなかったり。

とはいえ、デリーよりは
身の危険を感じないエリアではあります。

 

 

日本政府が今後5年間で5兆円を融資して
インド企業数を何十倍に増やす
とかいう計画があるそうですけれど

オールドデリーを思い出すと
大気や川などの環境や低所得層など
置いてきぼりの存在が多いまま
貧富の差がどんどん開いていくのかなと
複雑な気もします。
グルになって外国人に金をせびらないと
生きていけない層と
日本をも「古臭いし安い」と見下す富裕層と。
(仕事でガチでそういう印度人を見た)
あのインフラを目の当りにしたら
どの口が言うてんねんとしか思わないですけど。

 

 

そうは言っても
我々はイベントにお呼ばれしたら
やることは踊るだけです。

 

 

 

イベントの方は1日2ステージずつ、
2日間連続で合計4ステージ。
楽屋プレハブのドアが壊れたり
感電者が出たりなどトラブルはあったものの
頑張ってやるだけやってきました。

 

 

お客さんが若い子が多くて
めちゃくちゃ盛り上がってくれて
それだけは今回の旅の中でも良かったです。

 

 

1日2ステージだと
ステージとステージの合間があるようで
実際はなんだかんだ時間がなくて、
折角のショッピングモールを見回って
買い物する時間が全然取れなかったのが
物凄く残念でしたけども。

 

 

インドレイヤー勢の気合の入った造形を
見れて楽しかったです!

 

 

しかしレイヤーの子達が
ドラゴンボールやワンピースはともかく
チェーンソーマンみたいな
かなり最近の作品もやってるから
どうやって日本のアニメ見てるの?と訊いたら
NetFlixとかアマプラって言ってましたね。
今は世界中のあらゆる作品が
ネットを通してあらゆる国で見られる、
そういう時代なんですよねぇ。

 

 

インドのヲタクの子達、これからも
自分の世界を貫いて生きていって欲しい。
クリエイター系の仕事で
飯を食っていく・いかないに関わらず。
そして日本のコミケなんかにも
来てくれたらいいですよね。

 

 

イベント主催陣の
かなり趣味の悪い店チョイスをはねのけて(笑)
(写真の楽しそうな店ではありません)
メンバー皆で食べた打ち上げ夕食は
とても美味しかったです。

 

 

写真をくれた皆、ありがとう!!

 

 

yours+ours