はじめに 建設業おける一人親方とは
一人親方とは建設業などで労働者を雇用せずに
自分自身と家族などだけで事業を行う事業主のこと
街中で建設現場をみると「建設業界で働く人は大変だな~」と感じる方も多いかと思います
そしてそこ働いている人たちはひとつの企業の従業員と思いがちですが
実は、個人で工事の一部を請負う
いわゆる「一人親方」が数多く活躍されているのです
「一人親方」とは
建設業などで労働者を雇用せずに自分自身と家族などだけで事業を行う事業主のことをいいます
具体的には、大工さん、左官屋さん、とび職人の方など、土木、建築その他の工作物の建設、
改造、保存、原状回復、修理、変更、 破壊もしくは、解体またはその準備の事業を営む方や、
除染を目的として行う高圧水による工作物の洗浄や
側溝にたまった堆積物(たいせきぶつ)の除去などの原状回復の事業をする方のうち、
労働者を雇用せずに自分自身と家族などだけで事業を行う事業主のことをいいます
一人親方となる条件
先ほど申し上げた「一人親方」とは建設業において個人事業主又は法人の代表者で
労働者を雇用せずに自分自身と家族などだけで事業を行う事業主のことを言います
具体的には以下のいずれかに当てはまる場合は、一人親方に該当すると考えられます
・会社に雇用されずに、個人で仕事を請け負っている
・特定の会社に所属しているが、その会社と請負で仕事を行っている
・グループで仕事をしているが、お互いに雇用関係はない
・親方の下で技能修得中の身であるが(弟子、見習い等として)、この親方と は雇用関係がない
一人親方がするべき4つの手続き
そして一人親方は個人事業主扱いですので、かならず自分でしなくてはいけない手続きが4つあります
①確定申告
1年間の所得を計算し、税務署へ申告し税金を支払う
②社会保険と共済加入
健康保険や国民年金などの社会保険加入手続き、小規模企業共済の加入手続き
③労災保険の特別加入
一人親方の労災保険特別加入手続き
④民間保険の加入
収入保障保険や賠償責任保険の加入手続き
ちなみに雇用保険は雇用関係にある従業員への
保険制度なので個人事業主の「一人親方」加入はできません
社会保険労務士法人レクシードでは②と③のお手続きが可能です
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