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とある変人の狩猟生活

こんな魔境に来るなんて。
物好きがいたもんだ。

誰も待っていないけど、今日からいよいよ新しい物を書きます。


だいたい2~3日に一度の更新になると思います。なったらいいね。

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東方凍夏録 第1話 夏の幻想郷



―――早朝


僕は夏だというのに寒気で目を覚ました。


ここは幻想郷。

結界で隔離された世界。

外の世界からは幻想郷を認識する。または行き来することはできない。

逆にこっちからも外の世界へ行くことはできない。

多くの妖怪や妖精が住み、また人間もいる。

この世界の時は完全に外の世界と隔離された明治時代で止まっており、外の世界の『科学技術』なるものはない。


まぁ難しい話は僕もわからないからもういいや。

自己紹介がまだだったね。

僕は滝下泳鯉。見た目15歳の128歳。

そう。僕は人間よりもちょっとだけ長く生きている。

なぜなら。それは僕が―――


―――半人半妖なる存在だからだ。


幻想郷が外の世界と完全に隔離された時、僕は幻想入りした。

どのようにして幻想入りしたのかはわからないがとにかく今僕はここにいる。その事実だけがあればそれでいい。


それにしても・・・。

夏なのにやけに冷える。

僕はなんとなく窓の外を見た。


!?


外は真っ白。まるで雪が積もっているようだ。

今気づいたが口から漏れる吐息が白い。これは一体・・・。

今は夏なのか冬なのか。さっぱりわからない。

あえて言うなら夏という名の冬だろう。

『盆と正月が一緒に来たよう』と言えばわかるだろうか。

それにしても何なんだこれは。冬の妖精が悪戯でもしたのだろうか。


僕は考えるのをやめ、夏の服装から冬の服装に着替えた。

これなら寒さも少しはマシだ。

僕は自宅のドアを開け、外に出た。

辺り一面の銀世界。

昨日まであんなに元気に歌っていた蝉の歌も一切聞こえない。

不安を覚えた僕は唯一の知り合いの元へ向かった。