血液検査 再検査 | 獣医とノルウェージャンフォレストキャット マリアの腎臓闘病生活

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今年で4歳を迎えた我が家の愛猫マリアについてのブログです。若くして腎臓病になった我が子にしてあげられる事を書き記していきます。獣医師として同じ境遇に置かれた猫ちゃん、又は飼い主様の心の支えになれればと思います。

異常値が見つかってから約2週間経ったところで血液検査をもう一度実施しました

この間にしたことはご飯の変更と皮下点滴です。

ご飯は、ネスレピュリナのプロプラン→ドクターズケアのキドニーケアへ変更。
皮下点滴は乳酸リンゲルを30ml/kg週2-3回行っておりました。


え?もっとすることないですか?と思った方も多いかもしれませんが、意気込んでいきなり色々始めてしまうと疲れてしまうのです。猫ちゃんと場合によっては飼い主様も。
今回僕は、獣医師という立場でありながら、飼い主でもあります。
そこに関しては複雑なのですが、少しずつ始めていくことにしたのです。
一刻を争う病気でない場合、急な変化は避ける方がいい場合もあります。

再検査の結果は…ほぼ変わらず

TP:7.5→7.6mg/dl⬆️   
Alb:3.6→3.7mg/dl
⬆️
BUN:48.2→39.1mg/dl⬇️          
Cre:2.7→2.9mg/dl⬆️
Na:159mmol/l→159mmol/l➡️  
K:4.8mmol/l→4.9mmol/l⬆️
Cl:121mmol/l→121mmol/l➡️
Ca:13.9mmol/l→13.2mmol/l⬇️
P:4.8mmol/l→5.0mmol/l⬆️

前回と変わらずで脱水の補正が出来ていませんでした。
輸液量が改善を得られるものではなかったのでしょう。
この日からペースを上げて毎日の点滴が始まったのです。
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