猫の瞳孔の変化 | 獣医とノルウェージャンフォレストキャット マリアの腎臓闘病生活

獣医とノルウェージャンフォレストキャット マリアの腎臓闘病生活

今年で4歳を迎えた我が家の愛猫マリアについてのブログです。若くして腎臓病になった我が子にしてあげられる事を書き記していきます。獣医師として同じ境遇に置かれた猫ちゃん、又は飼い主様の心の支えになれればと思います。

猫の目は瞳孔がまん丸く開いたり、縦に細長く伸びたりとかなり形が変わりますよねビックリマーク

こちらの記事(猫の目が光る理由)でお話ししたように目に入る光量を調節する時に、瞳孔を開いたり閉じたりしています。

実はそれ以外に精神状態によっても瞳孔の形は変わります猫
遊びで興奮したり爆笑、何かにびっくりしたりびっくり怖がっているショボーン時は瞳孔はまん丸な形をしています。

一方攻撃態勢ムキーに入ると瞳孔は収縮して細くなります。
ここが結構意外ですよね。
通常攻撃態勢の時は相手の情報をより多く得るために光量を増やす必要があったり、交感神経が活性化するので僕たち人間などでは瞳孔は開く(大きくなる)ものなのですが、猫ちゃんでは逆だというのです。

これは色々な説がありますが一つに、昔狩りをしていた時代に、獲物を草の間から目を細めて狙っていた名残だと言われています。
{5AC6471E-D636-4A20-B570-4BD9B35DA526:01}