今回ご紹介するドラマ、
ブログに感想を書くことも含めて、
葛藤があるドラマです、
実は
具体的理由については、
まぁ後ほど・・・
というわけで、
いつもより、
ちょっとだけ、
俯瞰した視点
となりつつも、
いつもの通り、
あらすじ＆ネタバレなし
で語りたいと思います
海街チャチャチャ
【こんな人にオススメ
】
都会的女医と、田舎的「何でも屋」ニート男子のぶつかり合いから始まる熱いラブストーリーにときめきたい人
海街の潮風の香り、人情味あふれる人々のおしゃべりの声など、五感を駆使して「ご近所人情物語」に心を温められたい人
「都会と田舎」「生と死」などなど、日常の中にある非日常に驚きつつも
田舎の海街の人々の瑞々しい心の動きに笑い涙したい人
アラサー（アラフォー
）とは思えないほどの大人かわいさ
のシン・ミナ＆キム・ソノのピュアなラブにキュンとしたい人
＊ちなみに、
このドラマを見た理由ですが、
リアタイ当時、
すごく話題になっていた
からです～
（がっ、それが、
私にとっては裏目に出た部分も～
）
【ざっくり言うと、
こんなドラマ】
心に傷を負った男女を
田舎の海街の人々が
優しく包むラブストーリー
どんなに
成功している人生に見えても、
ある局面においては、
どん底に落ちることも、
あるわけですが・・・
究極の
都会的女子の
ヘジン（シン・ミナ）は、
そんな局面において、
田舎の海街にて、
歯科医院
を開業することになり
田舎の価値観との摩擦に、
ドえらい目
に遭いながらも
何でもこなす
ニートな男子のホン班長（キム・ソノ）
との出会いにより、
新たな価値観に目覚めていく
ラブストーリーですね
徐々に2人の過去が
明らかになっていきつつ、
心を通わせていく様も、
なかなか良い
ですね
個性的な
海街の人々の人生模様も、
自然でリアルで、良き良き
文字通り、
下は小学生から、
上はご老人まで、
様々な過去や事情のある
老若男女が登場するので、
まるで、
人生の縮図
を見ているかのような気持ち
になりますね
各年代において
乗り越えるべき問題を、
心理学用語では、
発達課題
と言いますが
それを、自然に、
わかりやすく、
表現しているので、
どんな年代の人でも、
自分と重ねて
共感するところがあるのでは
ないでしょうか
つまり、懐かしく
温かい感じがありつつも、
どこか新鮮に映る韓国ドラマです。
【（超初心者による）
韓国ドラマあるある度】
韓国ドラマっぽいストーリー：
ドハデな
オバチャンファッションとか
展開も、割と、
ドタバタ感
とか、
妙なハプニングとか
韓国ドラマあるあるの
笑いを取りつつも、
人々の心の傷なども、
丁寧に描いている
ご近所人情物語
ですね～
【総合的評価】
（星4.5）
画面から
終始漂ってくるような
海街の潮の香り
と・・・
どこからともなく聞こえてくる
街の人々の
おしゃべり声とか
ラーラ、
ラララララララ～♪
の素敵なテーマソングとか・・・
何より、
主人公カップルの
恋の熱さ
・・・などなど、
五感を駆使して楽しむと、
笑いと涙が自然と溢れて
癒される
ヒューマンラブストーリーです。
このドラマを高く評価する
大多数の方は、
主人公カップル
ホン班長
女医ヘジン
の恋の行方・・・
・・・っていうか、
ぶつかり合い
からの
ラブラブっぷり
に魅了されてのことかな
と想像するのですが・・・
私は、どちらかというと、
都市と田舎
男と女
若さと老い
生と死
などなど、
様々な立場の人々が、
価値観の違いを乗り越えて、
自然な形で共存している
海街コンジンの
生き生きとした
人々の描き方とか・・・
日常生活の中に、
ごく自然に
冠婚葬祭
がある田舎の生活は、
都会人から見たら、
フラッシュモブ
に遭遇したかのような
みずみずしい感動とか、
新たな価値観に
触れた時の驚きとか、
新鮮な心の動き
があり感銘を受けました
その一方で、
「フラッシュモブ
＝日常の中に
突然飛び込んでくる
お祭り騒ぎ」
・・・を、
感動と捉えるか
違和感と感じるか
それが、このドラマの
評価の分かれ目
かもしれないなぁ
とも感じました。
シン・ミナは、
初めまして
でしたが・・・
カワイイ
女優さんですね～
彼女の洗練された美しさが、
このドラマを
華やかに
彩りつつも、
時折見せる幼さや弱さの表現が
絶妙なバランス
なんですね
キム・ソノは・・・
「100日の朗君様」で、
葛藤を抱えつつも、
自分の気持ちにまっすぐ動く
世子の忠臣役が
すごく印象的でしたが
既にこちらで、
アツく
語っております通り
このドラマのホン班長は、
良くも悪くも、
スゴい過去の持ち主
でして
それがわかる前と後では、
明らかに見え方が違う
とでも言いますか
飄々とした見かけ以上に、
繊細な心の動きや、
人生の疲弊感さえも漂わせている
低音ボイスと涙の表現が
すごいなぁ～
と思いますね。
・・・と称賛しつつ、
マイナス分は・・・
序盤のヘジンは、
都会から来た
ただのイタイ人
だったり
おばあさんに関する結末とか、
ちょっと唐突過ぎ
だったり
細かいところで、
展開とか人物設定
ですかね
ちょっとしたブレが
気になったかなぁ
あと、もう一点。
これは、
超個人的な事情
であり冒頭に述べた
葛藤
でもあるですけれど
このドラマの
リアタイ配信時、私
「賢い医師生活2」
ロスの真っ最中で
（＝寝不足で夏バテだった）
「海街チャチャチャ」について、
ブログやTwitterなどで、
感動～
素敵～
のみなさまの声を横目に、
あえて
リアタイしなかったんですよね
しか～し、結果的に、
色々な意味において
リアタイすべきだったなぁ
と、これほど思ったドラマは
ありません
たぶん、みなさんと
キャ～
と騒ぎながら視聴したら、
楽しさ倍増
だったんじゃないかなぁと
結局、
遅ればせながら、
最終回目前で、
私視聴開始しまして、
11話まで順調に
楽しんでいたのですが
そこに、
「あの一件」
がございまして・・・
（結果的には、
リーク元もどうなの
って論調で終わりましたかね）
私そういうことは、
気にしないタイプですが、
そうは言っても、
さわやかなこのドラマとの
ギャップがありすぎて
結局2ヶ月の中断という
紆余曲折を経て、
完走したんですね
つまり、
ドラマとは別のところで、
葛藤が多かったので
このドラマの感想を
書くことさえも
実は相当迷いましたが
今この瞬間にも、
この世界には、
様々な価値観の
ぶつかり合いがあるけれど、
それでも、
自分の考えを
きちんと言葉で伝えることこそが、
互いを認め合いつつ、
共に生きていく上で
一番大切なことである。
・・・という、
このドラマのテーマに
敬意を表しつつ
今回、ものすごく時間をかけて、
丁寧かつ慎重に、
感想を綴ってみました
まぁ、ここまで
考えを深められるドラマ
というのは、
なかなかないので、
そういう点でも、
話題作であり、
高評価というのも
わかりますね
というわけで、ぜひ
真っ白な気持ち
で楽しむことをオススメしたい
韓国ドラマですね