1つめの心療内科を、わずか3ヶ月程度で勝手に通院中止した私。服薬も勝手にやめました。

 

それから数ヶ月、過食嘔吐は続き、やっぱり治さなきゃマズい…という焦りから2つめの心療内科を受診しました。

 

もっと慎重にクリニックを選べば良かったのですが、その時重視していたのは仕事の合間に行けるか、ほとんどそれだけでした。

 

そして選んだのは、シンプルでキレイな心療内科。

 

今ほどネットで口コミがいろいろ見れる時代ではなかったですね。

 

そこで処方されたのがいくつかの抗不安薬や睡眠薬とリタリンだったのです。

 

依存度が非常に高く、今ではかなり処方が制限されているリタリンを処方されたのです。

 

当時リタリンの存在を知らなかった私は、抵抗もあまりなく数日服用。

 

結局、最初の1週間ほどはクリニックに行った刺激もあり過食嘔吐はストップ…しかしまたジワジワと過食衝動

 

そんな時、薬を飲んでも全く状態が良くならない私を見兼ねた恋人(のちに結婚する人)が、『その薬を俺に飲ませてみろ』と。

 

その時の私の精神状態は酷いもので、しかも同棲していましたから、彼も相当大変だったと思います。ちょっとしたことで怒り、泣き、塞ぎ込む私、と思ったら機嫌が良い日も…よく別れなかったなぁと思います。

 

そんな状況でしたから、彼は私がどんな薬を飲まされているか気にしたんでしょうね。まぁ、かなり乱暴な方法ですが。

 

これ本当は決してやってはいけないことですよね。でも彼は、私に処方されたリタリンを服用してくれたんです。

 

『お前、この薬は危険だぞ

 

リタリンを飲んで、異常なほどテンションが上がる感覚を覚えた彼が、翌日そう言ってきたのです。

 

それで、このクリニックへの通院やリタリンの服用はあっさり止めました。

 

もう薬はいやだ…薬でなんて良くならない…絶望感の中、強くそう思いました。

(完全に当時の私の主観です。服薬で良くなることも、当然あると思っています!)

 

結局、この心療内科はどうなったか?

 

確か警察の捜査が入ったはず。ニュースで見ました。

 

リタリンを処方しまくって、摘発されていました。

 

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【リタリンについて】

 リタリンは、睡眠障害のナルコレプシーや難治性うつ病などの治療薬として使用されており、1958年に発売された。ただ98年には、有効性と安全性の観点から、通常の抗うつ薬では効果が不十分な難治性・遷延性うつ病に対する抗うつ薬と併用する薬剤に、適応が変更された。

 リタリンの作用機序は、シナプス前部でモノアミン類の放出を促進し、再取り込みを抑制することによって、神経伝達物質であるドパミンやノルエピネフリンの脳内シナプス間隙における濃度を上昇させ、その結果として脳の一部の機能を活性化するとされている。その薬理作用から、中枢神経系を刺激して、覚醒作用や気分を高揚させたりする場合があり、薬物依存(乱用)が問題となっていた。また、食欲抑制作用があることから「やせ薬」としての使用もみられるという。

 乱用によって、覚醒剤乱用と同様の幻覚妄想を引き起こすことから、ノバルティスでは医師に向けて「適正使用のお願い」を出すなど、啓発を行ってきた。ただ、現状では依然として薬物依存・乱用を疑わせるような例がみられているようだ。

薬事日報/2007年09月21日 (金)

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転職して、やりがいのある仕事に就いた。好きな事だった。

 

もちろん失敗もあったし、合わない人もいます。ですが、割と周りの人には恵まれていて、頼れる先輩、尊敬できる上司、プライベートのことまで話せる後輩に囲まれて仕事することができました。

 

しかし、仕事中に過食衝動がやって来ることもあり…そうなると、普段はそれほど食べることのないいただき物のお菓子を、次々に口にしてしまう。

 

当時、職場は広く、デスクとデスクが離れていましたし、人が出たり入ったりでバタバタしていたので、お菓子を1つ2つと食べていても、誰もお構いなしでした。

 

仕事さえしていれば、割と自由でしたね。

 

それに、頻度としてはそれほど高くありませんでしたから、指摘されることも、ジロジロ見られることもなかったのです。

 

もちろん、誰かに気づかれていた可能性はありますが…

 

ムクムクと過食衝動が膨れ上がる。食べようかどうしようか、何を食べようか。仕事の傍ら、頭の中は食べることに占領されていく。

 

食べようかどうしようか…しかし、過食衝動がやってきたら、最終的に「食べない」ことはできないのです。

 

仕事を抜けて、トイレで大量に食べて吐いて、何食わぬ顔でデスクに戻ったこともあります。本当に疲れる。満身創痍。

 

運良く終業間近の衝動で、就業時間と共にタイムカードを押してファストフードに走ったこともあります。

 

休憩中、入った飲食店の一食分では衝動を抑えることができずに、コンビニで買ったお弁当をビルのトイレで食べて嘔吐したこともありましたね。これ誰にも言えませんが…

 

今思えば、出張や仕事での外出時に過食衝動が来ることがなかったのは幸いでした。

 

多分この頃は「今日は過食嘔吐できる」「今日は無理」とあらかじめ考えていたのかもしれません。だから出張や外出の際は過食せずにいられたのかも。

 

その証拠に、休日はほぼ過食嘔吐という状況でしたから。

 

頑張って仕事して、過食嘔吐にお金を遣い…虚しいし、悔しいのですが過食衝動は全く収まらないのです

 

前のブログの振り返りも少々入りますが、新卒から社会人デビューし、それから約1年間の飲食業時代が壮絶でした。

 

仕事から帰宅する電車の中でも食べることがまったく止められず、コンビニやキヨスクなどで何かしら買い込んで、電車内で延々に食べ続ける…

 

終電間近の帰り道、男の人に「電車降りたら飲みに行かない?」なんてナンパされることもありましたが、本当に鬱陶しかった。ただ鬱陶しいじゃなくて、食べたくて仕方ないのですから。

 

職場の廃棄処分になる期限切れの食品にも手を出さずにいられず…

 

営業後の事務作業中も食べずにはいられませんし、正直、食べ物であれば好き嫌いは関係ないのです。

 

食べていられれば。詰め込んでいられたら

 

胃袋はパンパンで、はち切れてしまうんじゃないかと思うほど。だけど食べずにいられない。

 

もう完全に自分が壊れたような感じでした。

 

早番シフトで6時に出勤なのに、夜明けの2時、3時に目覚めて過食嘔吐。家に食品がなければそんな時間でもコンビニに走る。

 

過食嘔吐して、急いで準備して、死んだような表情で出勤。罪悪感に襲われてしまいます。

 

心と体がバラバラになったような感じが自分でも恐ろしかったし、今まで思うようにコントロールできていた食事が全くコントロールできないことも、すごく怖かったです。

 

それでも職場では精一杯笑顔でいて、隠れて過食。

 

前のブログにも書きましたし、ブログに書くまで誰にも言えませんでしたが、時には廃棄でゴミ箱に捨てられた食品まで食べたこともあります。トイレで隠れて食べたこともあります。

 

もちろん異常な行動というのは十分過ぎるくらいわかっているのですが、自力では全然阻止できないのです。

 

過食に苦しむ人の中には、同じように自分の異常行動がわかっていながら、行動を止められない恐怖を味わっている人がいるのではないでしょうか。私はその気持ち、多分わかってあげられると思います。

 

いっそ、狂ってしまって、自分が異常行動をしていることすら自覚できなかったらいいのに…と思ったこともあります。それくらい過食衝動は怖いです。

 

過食に対して、なんで我慢できないのか?なんでコントロールできないのか?と、簡単に言う人がいますが、1回なってみろ!!!と本気で言いたい。

 

いや、過食症なり過食嘔吐なりになってしまったら、本当に本当に地獄を見ますから、もう誰も、誰一人も、過食症・過食嘔吐になって欲しくないというのが本音です。